コレクション: 正光錦さくらんぼ(福島産)の特徴は?旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介

正光錦さくらんぼ(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?


6月上旬

6月中旬

6月下旬

正光錦


正光錦(せいこうにしき)という品種のさくらんぼは、6月上旬に出荷されます。さくらんぼは収穫後2〜3日間が食べ頃であり、温度や乾燥に弱い果物なので、購入後は冷蔵庫の野菜室に保存し、なるべく早く食べるよう心がけましょう。


正光錦(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介

正光錦(福島)の特徴

読み方

せいこうにしき

品種名

正光錦

糖度

16度程度

時期

5月上旬

1玉あたりの重さ

7g程度

1kgあたりの玉数

品種の掛け合わせ

主な産地

福島県


福島県で生まれたさくらんぼの品種である正光錦は、福島県伊達市の佐藤正光氏が自然交雑実生(しぜんこうざつみしょう)から香夏錦(こうかにしき)という品種を発見し、それを改良して育成したものです。正光錦は、1987年に株式会社福島天香園によって品種登録が行われました。





正光錦(福島)は甘い?糖度や味の特徴

 

正光錦(福島)の味のイメージ

甘味★4

酸味★1

果汁★1

香り★2


正光錦の特徴は、果汁が豊富で甘みがあり、糖度は約16度と高く、酸味は少ないことです。そのため、ジャムなどに加工して食べると、おいしく味わうことができます。果汁の豊富さや甘味が際立つことから、果物そのものとしてだけでなく、加工品としても非常に人気があります。

正光錦(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴

正光錦の果実は、短い心臓形をしており、やや大きく、平均重量は7gほどです。果皮の色は薄っすら黄色く艶やかな赤い色をしています。

さくらんぼには種があるため、種を除いて果肉だけを召し上がってください。

正光錦(福島)の選び方のコツ 

おいしいさくらんぼの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。

  1. 果皮が艶やかな紅色で張りがあるものを選ぶ。
  2. 軸は太く鮮やかな緑色のものを選ぶ。
  3. 粒が大きくて傷がないものを選ぶ。

色が濃すぎても熟れ過ぎの場合があるため、程よく身の引き締まった固いものがおいしいさくらんぼの証拠です。

正光錦(福島)の切り方

さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。


  1. 実の中心にナイフを刺して1周回します。
  2. 切り込みを中心にしてねじります。
  3. アボカドの種を取る方法と同様に、ナイフの根元で種を取り除きます。

正光錦(福島)おすすめの食べ方

正光錦は、冷やしてそのまま食べるほか、パンケーキやタルトのトッピングに使ったり、ジャムに加工して食べたり、たくさんのアレンジ料理としてもおいしく楽しむことができます。


  • さくらんぼのジャム

【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、


  1. 丸ごと洗って、軸と種を取り除きます。
  2. グラニュー糖を加えて5分寝かせます。
  3. 水分が出てきたらレモン汁を加えて火にかけます。
  4. しばらくすると灰汁が出てくるので取り除きます。
  5. さらにグラニュー糖を加えながら約10分弱火で煮詰めます。

さくらんぼのみずみずしさを感じられて、とてもおいしいジャムのできあがりです。


  • さくらんぼ飴

【材料】:さくらんぼ、砂糖、水、食紅


  1. 食紅を水に溶かし、フライパンで砂糖と混ぜながら加熱します。
  2. 砂糖がとろりと溶けたら火から下ろし、さくらんぼを絡めます。
  3. 最後に、クッキングシートを敷いたバットに盛り、30分ほど冷蔵庫で冷やして完成です。

外はカリッとして中はジューシーで、真っ赤な見た目もとってもかわいいさくらんぼ飴です。


  • さくらんぼの寒天ゼリー

【材料】:さくらんぼ、砂糖、水、レモン汁、粉寒天


  1. 粉寒天と水を入れた鍋を中火にかけ、一度沸騰したら砂糖を加えて溶かし混ぜます。
  2. さらに弱火で2分ほど煮詰め、火から下ろしてレモン汁を加えて軽く冷まします。
  3. 製氷皿にさくらんぼを入れ、2を流し込み冷蔵庫で1時間程冷やし固めたらできあがりです。

ひとくちサイズのかわいいさくらんぼ寒天ゼリーは、ホームパーティなどのおもてなしにもぴったりです。


正光錦(福島)の食べ頃や追熟の目安は?

福島県産の正光錦は6月の上旬が一番おいしくおすすめです。

追熟が必要なく、収穫した時点で食べ頃を迎えるさくらんぼは、旬の時期がはっきりと決まっており、一般的には、梅雨の季節である5月後半から6月にかけてが旬とされています。


正光錦(福島)の保存方法は?

さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。

常温保存のポイント

さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙やペーパーで包み、約2〜3日間保存することができます。

冷蔵保存のポイント

さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合、新聞紙やペーパーで包んで容器に入れ、野菜室に入れます。

ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存しましょう。保存期間は約2〜3日です。

冷凍保存のポイント

さくらんぼを冷凍保存する場合、洗って水分を拭き取り袋に入れて保存します。

保存期間は約1か月、解凍する際は常温で3分ほど置いてから召し上がってください。

完全に解凍すると食感が悪くなるため注意が必要です。

さくらんぼは繊細な果物なので、適切な方法で保存しましょう。

正光錦(福島)の賞味期限の目安は? 

さくらんぼの賞味期限は、常温、冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月が目安とされています。傷んでしまうと味や香りが損なわれてしまうため長期保存は基本的にできません。


また、温度変化に敏感なため、常温で購入した場合は冷暗所、冷えた状態で購入した場合は冷蔵庫の野菜室に保管し、温度変化をできるだけ避けることが大切です。


正光錦(福島)の成分・栄養素


栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

64kcal

たんぱく質

1.0g

脂質

0.2 g

炭水化物

15.2g

食物繊維

1.2 g

ビタミンC

10mg

カリウム

210 mg

カルシウム

13 mg

0.3 mg

マグネシウム

6mg

葉酸

0.038mg

パントテン酸

0.24mg

灰分

0.5g

αカロテン

0.013mg

鉄分

0.3mg


さくらんぼには、アントシアニンという色素が含まれています。アントシアニンは、抗酸化作用や炎症の抑制、血管の健康維持などに役立ちます。またカロテンも抗酸化作用が強い成分として知られています。

正光錦(福島)の効果・効能について

アントシアニンは、さくらんぼのほかブルーベリーやプラムなどに含まれており脳機能の改善や糖尿病の予防にも効果があるとされています。

カロテンはニンジン、かぼちゃ、トマトなどに含まれておりビタミンAに変換されたのち視力や肌の健康をサポートする効果があるとされています。



正光錦(福島)の産地や生産量は?

福島県は、四季折々の果物が栽培される果物の産地として全国的に知られています。中でも、福島県で生まれたさくらんぼの品種である正光錦は、6月上旬に収穫され、この時期がもっともおいしいさくらんぼの時期とされています。

正光錦(福島)の値段・価格相場

トドクヨでは、福島県産さくらんぼの正光錦を販売しています。

品種

グラム数

価格

正光錦

1パック(280g)

3,200円

2パック(560g)

5,400円

4パック(1120g)

9,700円


さくらんぼは品種や大きさによって1kgあたりの値段が3,900円前後から15,000円前後まで幅があり、1パック100gで約15〜30粒前後、500gで約70〜80粒、1kgで約150粒程度入っています。


さくらんぼの値段が高いのは、栽培に手間がかかり、肥料にこだわった減農薬の商品が多く、より安心して食べられるように細かく緻密な作業をしているからです。


スーパーで販売されているバナナやキウイ、リンゴ、みかんのように手軽な値段ではありませんが、流通量が多く価格も落ち着く6月頃に購入するのがおすすめです。

正光錦さくらんぼ(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人

正光錦の特徴をまとめると以下のとおりです。


  • 光沢のある紅色の果皮色 
  • 肉質はやや硬め
  • 糖度が多く酸味が少ない


正光錦をおすすめできる人は、以下のとおりです。


  • 甘いさくらんぼを味わいたい人
  • さくらんぼの食感を楽しみたい人
  • ジャムなどを作りたい人

福島県で生まれた正光錦は甘くほのかな酸味があり、とても食べやすいさくらんぼです。

硬めの食感が苦手な人は、ジャムなどに加工して食べる方法もおすすめですよ。