コレクション: 夏小紅の旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介

皆さんは夏小紅という果物を聞いたことがありますか?

近年、甘味と強さと滑らかな口当たりであることから人気が出ているマンゴーです。

今回はそんな夏小紅の旬な時期や品種の特徴などについて紹介します。

夏小紅を存分に味わえる美味しい食べ方なども説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。


夏小紅の旬な時期はいつから?

時期 7月
 
収穫〜配送時期まとめ

夏小紅のお取り寄せ時期:7月上旬頃〜7月下旬頃


夏小紅は6月下旬から7月下旬にかけて栽培し、8月初旬に収穫を行います。

人気品種であるアップルマンゴーとキーツマンゴーを収穫する時期のちょうど間に収穫を行います。

人気品種の収穫がない2週間前後の間で収穫が行える夏小紅は農家にとってもメリットが大きい品種と言えます。

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夏小紅の品種の特徴は?歴史や由来も紹介

夏小紅の特徴

品種名

リペンス

糖度

18度〜20度

時期

8月初旬〜8月下旬

1玉あたりの重さ

500g前後

1kgあたりの玉数

2〜3玉

香り

強く濃厚

品種の掛け合わせ

ヘイデンの播種

主な産地

アメリカ


夏小紅はもともとアメリカフロリダ州原産のリペンスという品種を沖縄で育てたマンゴーです。

リペンスはアーウィンと呼ばれるアップルマンゴーの品種の母親にあたる品種です。

リペンスは2003年に他の品種と共に沖縄に入ってきました。

その後、沖縄の気候や環境に適している品種として2007年から宮古島で栽培が始められ、2012年に夏小紅として販売されるようになりました。

夏小紅という名前の由来は様々な年代の女性にインタビューし、沖縄らしい名前ということで決定しました。


夏小紅の糖度や味の特徴は?

夏小紅の味のイメージ

甘味

★★★★★

香り

★★★★

酸味

繊維

後味

★★


繊維が少なく口当たりが滑らかな夏小紅は糖度が20度近くあり、とても甘味の強いマンゴーです。糖度20度というとバナナと同じくらいの糖度になります。

同じく沖縄で人気のアップルマンゴーでも糖度は15度程度です。

甘味の強い夏小紅ですが、後味はさっぱりとしており甘ったるくないのが夏小紅の特徴です。

また、香りが豊かで酸味が少ないのでマンゴーの美味しさを十分に楽しむことができます。

夏小紅の見分け方は?大きさや形や色の特徴

夏小紅は赤くならないマンゴーとして有名です。

収穫したばかりの夏小紅は緑色をしており、熟すにつれて皮が黄色くなっていきます。

大きさはこぶしよりひとまわり大きいくらいでアップルマンゴーなどに比べると少し小さいのが特徴です。


夏小紅の選び方のコツ 

夏小紅の選び方のコツとしては以下のような見分け方があります。

夏小紅の選び方のコツ
  1. 皮に艶があるものを選ぶ
  2. 6割くらい黄色く熟しているものを選ぶ
  3. 食べるまでに日にちがある場合には緑色のものを選ぶ

上手な選び方としては、どのくらい完熟しているものを手に入れたいかを明確にしておくことが一つの方法になります。

すぐに食べたい場合には皮に艶があり6割くらい黄色く熟しているものを選ぶのがおすすめです。

食べるまでに何日か日にちがある場合には緑色の部分が多いものを選びましょう。


夏小紅の切り方や美味しい食べ方は?

夏小紅の切り方を紹介します。

夏小紅の切り方
  1. 夏小紅の切り方は種の部分を避けるようにして縦に三等分します

  2. 種が入っていない2つはサイの目切りにします

  3.  種の周りの部分にも果肉が付いているのでスプーンなどですくって食べることができます

次に夏小紅の美味しい食べ方のポイントをまとめてみました。

夏小紅の美味しい食べ方のポイント
  1. 冷やして食べる
  2. 皮を剥いて丸ごと食べるのもおすすめ!
  3. 冷凍庫で凍らせる

夏小紅は甘味が強い品種なので冷やすとよりおいしく食べることができます。

夏小紅を口いっぱいに頬張りたいという人は皮を剥いて丸ごと食べるのも贅沢で非常に美味しいです。

冷蔵のほかにも冷凍して食べるのもおすすめです。

シャーベットのような滑らかな口当たりは夏のデザートにぴったりです。


夏小紅の食べ頃や追熟の目安は?

夏小紅の食べ頃や追熟の目安は以下の部分を目安にすると良いでしょう。

夏小紅の食べ頃や追熟の目安
  1. 食べ頃は皮の6割が黄色くなってきたとき
  2. 追熟は常温で3〜5日

夏小紅は収穫したばかりでは皮が緑色で熟してくると黄色くなる性質があります。

買ったばかりのときに緑色のものは常温で数日保存することによって黄色く追熟します。

夏小紅の食べ頃は皮の6割くらいが黄色くなってきた頃なので、一般的には常温で3日〜5日ほど追熟させると良いと言われています。

ただし、買ってきた夏小紅の熟し具合によって追熟の日数は前後しますので、皮の色を見て判断するのがおすすめです。


夏小紅の保存方法は?

夏小紅はどのような温度で保存するかによって保存方法が異なってきます。

保存方法のポイントは以下の通りです。

夏小紅の保存方法のポイント
  1. 常温保存では追熟が進むので皮の色の変化に注意する
  2. 冷凍・冷蔵保存は下処理をしてからにする
  3. 解凍は冷蔵庫でゆっくりと行う
  4. 冷蔵庫での保存はドリップが出る原因になる

常温保存のポイント

常温保存の場合には追熟がどんどん進んでいきますので、皮の色の変化をこまめに確認するようにすることが重要です。

完熟した場合には早めに食べるか、下処理などをして冷凍や冷蔵保存するのがおすすめです。


冷凍保存のポイント

冷凍保存する場合には食べ頃になった夏小紅を先ほど紹介した三等分などに切り分けて冷凍しましょう。

解凍は冷蔵庫などでゆっくりと行うとドリップが出にくくなりますが、凍った状態で食べても十分美味しいです。


冷蔵保存のポイント

冷蔵保存する場合には果肉のみを保存するなど下処理をした状態がおすすめです。

夏小紅は低温に弱く、汁が出てきてしまう可能性があるので丸ごと冷蔵庫で保存するのは極力控えましょう。


夏小紅の賞味期限の目安は? 

夏小紅の賞味期限の目安は以下の通りです。

夏小紅の賞味期限の目安
  1. 完熟してから常温で3日以内
  2. 冷蔵なら5日以内
  3. 冷凍すれば1ヶ月程度

夏小紅は収穫してから8日程度で完熟します。

完熟してから常温なら3日以内、冷蔵なら5日以内には食べるようにしましょう。

また、冷凍した場合には1ヶ月程度は美味しく食べることができるので、食べきれないときには冷凍すると良いでしょう。


夏小紅の成分・栄養素

夏小紅の主な成分と栄養素は以下のようになっています。


栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

64kcal

水分

82g

たんぱく質

0.6g

脂質

0.1g

糖質

16.9g

繊維

1.3g

カルシウム

15mg

リン

12mg

葉酸

28μg

ナトリウム

1mg

カリウム

170mg

βカロテン

610μg

ビタミンB1

0.04mg

ビタミンB2

0.06mg

ビタミンC

20mg


夏小紅に含まれる成分や栄養素としてはビタミンB、βカロテン、ビタミンC、カリウム、葉酸など生きていく上で必要な栄養素がたくさん含まれていることがわかります。

収穫したての緑色の状態ではビタミンCが多く含まれ、完熟するにつれてβカロテンが増えていきます。

また、夏小紅などの果物類は8割程度が水分と言われています。


夏小紅の効果・効能について

夏小紅にはたくさんの栄養素が含まれているとお話ししました。

それぞれの栄養素がどのような効果・効能を発揮してくれるのか紹介します。

βカロテン

夏小紅に含まれるβカロテンには体内の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。

肌を若く保ったり、ハリや艶を維持してくれます。

カリウム

カリウムにはむくみを取ったり、体内の老廃物を排出する効果が期待できます。

むくみやすい女性にとってはありがたい成分です。

ビタミンC

ビタミンCはシミなどの原因であるメラニン色素ができるのを防いで肌の健康を維持してくれると言われています。

葉酸

葉酸は赤血球を作るビタミンで、妊婦さんやお子さんにも積極的に取り入れてほしい栄養素です。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖分からエネルギーを作り出す手助けをしたり、皮膚などの健康を維持してくれる栄養素です。

脳は糖分のエネルギーを多く使用している器官なので、正常に働くためにはビタミンB1が欠かせません。

ビタミンB3

ビタミンB3は脂質などからエネルギーを作り出す手助けをしたり、肌や爪などの健康を維持してくれる栄養素です。

また、成長にも欠かせない栄養素ですのでお子さんなどにも積極的に取り入れてほしい栄養素と言えます。


夏小紅の産地や生産量は?

夏小紅の産地は沖縄県で、宮古島や西表島などで栽培が行われています。

2012年に商標登録された時点では生産量が1500kg程度となっており、非常に希少な品種であることがわかります。

生産量を増やすために農家の皆さんが様々な取り組みをしているものの、台風や気候などの影響もありなかなか生産量を増やすのは難しい状況であると言えます。

現在でもなかなか手に入れるのは難しい希少な品種です。


夏小紅の値段・価格相場

夏小紅は大きさや品質などにもよりますが、1kg(2〜3玉)4000円程度で購入することができます。

また、産地である沖縄県で購入すれば1玉1000円程度で手に入れることができます。

安く購入できる理由としては西表島などはハウスの暖房費用などかからないので、他県と比べかなり費用を抑えて作れるためです。

 

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