コレクション: 沖縄(西表島)ゆがふの旬な時期は?糖度や品種の特徴も紹介

沖縄(西表島)ゆがふの旬な時期はいつからいつ?


7月

8月

上旬

中旬

下旬

上旬

中旬

下旬

ゆがふ

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沖縄県の西表島で栽培されている「ゆがふ」の旬の時期は7月下旬から8月中旬頃です。この時期は、観光シーズンということもあり、ゆがふなどの収穫体験やパインの食べ比べなどを楽しむことができます。

大二郎さんのゆがふ(沖縄西表島)

西表島にある、ますみ農園の大二郎さんが栽培しているゆがふは、甘く、酸味が少なく、果汁が多いことが特徴です。

また、収穫後も丁寧に手入れをし、完熟させたパイナップルを提供しています。


ゆがふの品種の特徴は?歴史や由来も紹介

ゆがふの特徴

糖度

16度程度

酸度

0.7%程度

時期

7月下旬〜8月中旬頃

1玉あたりの重さ

1kg程度

1kgあたりの玉数

なし

皮の厚さ

薄い

芯の硬さ

柔らかい

果肉の硬さ

柔らかい

品種の掛け合わせ

クリームパイン×HI-101

主な産地

沖縄県


ゆがふは、クリームパインとHI101の交配により生まれました。果肉の色が白く、サマーゴールドに似て高糖度で酸味が少ないのが特徴です。優れた食味と豊富な収穫量を兼ね備えていることから、ゆがふという名が付きました。



ゆがふの糖度や甘さ味の特徴は?

ゆがふの味のイメージ

甘味

★4

酸味

★2

果汁

★3

香り

★3

ゆがふは、サマーゴールドに似て甘く高糖度なパイナップルとして知られています。

酸味が少ないので甘いパイナップルを好む人に向いているでしょう。また、ゆがふは果汁が豊富で、食感がしっかりしているため、食べ応えもあります。

ゆがふの大きさや重さ色の特徴は?

ゆがふの大きさは1kg程度で、果皮は黄色でサマーゴールドに似た円錐形をしています。果肉は白く、柔らかいため口当たりがよいのも特徴のひとつです。また、ゆがふは成熟するとさらに甘みが増し、より美味しくなります。

ゆがふの種や皮の特徴は?

ゆがふの果皮の色はサマーゴールドに似て黄色、皮は薄くクリームパインのように棘が少ないのが特徴です。このため、食べやすく、調理しやすいとされています。また、皮の色が濃いほど糖度が高くなる傾向があるため、色の濃いパイナップルを探してみてください。

ゆがふの芯や果肉の特徴は?食べられる?

ゆがふの芯は、柔らかいためそのまま食べることができます。

実は、パイナップルの芯には、食物繊維やビタミンC、カルシウム、マンガンなどが含まれており、健康にも良いとされています。

ゆがふの果肉は白っぽく見えるため、初めは糖度が低そうに感じられますが、実際にはしっかりとした甘みがあり、とても美味しいとされています。また、ゆがふは果汁が多いため、細かく刻んでジュースやスムージーにするのもおすすめです。

ゆがふの成分や栄養素の特徴

ゆがふの主要な栄養素と、100gあたりの栄養価は以下のとおりです。

栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

50 kcal

タンパク質

0.5 g

脂質

0.2 g

炭水化物

13 g

食物繊維

1.4 g

ビタミンC

24 mg

ビタミンB1

0.05 mg

ビタミンB2

0.03 mg

ビタミンB6

0.11 mg

ビタミンE

0.1 mg

ナイアシン

0.5 mg

カリウム

200 mg

マグネシウム

20 mg

カルシウム

13 mg

リン

10 mg

以上のように、ゆがふには食物繊維が含まれており、腸内環境を整え、便秘を予防・改善する効果が期待できます。また、ビタミンCも豊富なため、風邪に効くと言われています。


ゆがふの産地や生産量の特徴

沖縄県のパイナップル生産量は全国一位の99.9%で、ゆがふも沖縄県で生まれ栽培されています。ゆがふという名は、豊富な収穫量を兼ね備えていることから由来しており、沖縄ではゆがふをみかけますが、生産農家が少ないため希少で沖縄県以外では中々見かけることは少ないでしょう。

ゆがふの見分け方や他品種との違い

ゆがふと一般的なパイナップルとの違いは以下のとおりです。

特徴

ゆがふ

一般的なパイナップル

形状

円錐形

大きくて細長い

黄色

緑から黄色

香り

甘い香り

強い酸味の香り

甘く酸味が少ない

酸味が強く果汁が少ない

価格

一般的なパイナップルより高価

比較的安価

ゆがふは、一般的なパイナップルと同じ形をしているため、色や香りで判断すると良いでしょう。色はサマーゴールドに似て黄色ですが、ほんのりピンク色が特徴です。

香りも甘く、パイナップル独特の香りがします。


美味しいゆがふの選び方

美味しいゆがふの選び方は、以下の3つのポイントに注目して選びましょう。

  • 下部に向かってふっくらとした形をしている。
  • 濃い黄色をしている。
  • 甘い香りを放っている。

ゆがふの切り方

ゆがふの切り方を紹介します。

  1. 上部(葉)と下部を切り落とします。
  2. 縦半分に切り、4等分または8等分に切り分けます。
  3. 身を皮から切り離します。
  4. 食べやすい大きさにカットします。

ゆがふのおすすめの食べ方

ゆがふのおすすめの食べ方を3つ紹介します。


  1. カットして食べる

ゆがふをカットして、そのまま食べる方法がおすすめです。

カットした後、冷やして食べるとよりいっそう美味しく感じられます。


  1. ジュースやスムージーにする

カットしたゆがふをミキサーでジュースにし、砂糖や蜂蜜、レモン汁で味を調えると違った味わいを楽しめます。また、冷凍したあとにミキサーにかけ牛乳と混ぜればスムージーとしても楽しめます。


  1. サラダやシリアルに入れる

ゆがふをサラダやシリアルに入れることで、爽やかな甘みが加わり、食欲をそそります。



ゆがふの保存方法や食べ頃は?

  1. しっかりと水で洗い、汚れを取ります。
  2. 水分を拭き取ります。
  3. 食べやすい大きさにカットし、ジップロックなどの袋に入れ冷蔵保存します。
  4. 食べきれない場合は、一つずつラップをして冷凍保存しましょう。

ゆがふの食べ頃は、濃い黄色になったときです。また、甘い匂いがしたら食べ頃のサインですよ。丸ごと常温で保存する際は、新聞紙で包んで乾燥させないように気をつけてください。

ゆがふの賞味期限は?どのくらい日持ちする?

ゆがふを丸ごと保存する場合、常温で4〜5日程度は日持ちします。ただし、パイナップルをカットしてしまうと腐りやすいため、冷蔵庫か冷凍庫で保存することをおすすめします。保存する際は、ラップで包んでから容器に入れ、できるだけ空気に触れないようにしてください。パイナップルは空気に触れると酸化して茶色く変色するので注意が必要です。美味しいパイナップルを食べるためには、冷凍庫で保存することが最もおすすめです。

ゆがふの特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人 

ゆがふの特徴をまとめると以下のとおりです。

  • ゆがふの皮が濃い黄色になれば食べ頃のサイン。
  • サマーゴールドのように甘く、しかし酸味は少ない。
  • 希少価値は高く沖縄以外では見かけることは少ない。
  • 柔らかく芯まで食べられる。

ゆがふをおすすめできる人は、以下のとおりです。

  • 健康に気をつけている人。
  • 甘いパイナップルを食べたい人。
  • 豊富な果汁でジュースやスムージーを作りたい人。

ゆがふは沖縄県で栽培されており、収穫量が豊富なことで知られています。しかし、生産農家が少なく、まだまだ入手困難な品種です。そのため、沖縄県以外ではあまり見かけることはありません。しかし、ますみ農園ではゆがふを栽培しており、美味しいゆがふを注文することができます。