コレクション: 紅龍(コウリュウ)マンゴーの旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介

紅龍マンゴーは上品な味わいから女性からの支持を得ているマンゴーです。市場に出回ることはほとんどありません。今回はそんな紅龍マンゴーの旬な時期はいつなのか、そして品種の特徴や美味しい食べ方について紹介します。

下記のLINEに登録して頂けましたら旬な時期にトドクヨよりご案内をお届けしております。

友だち追加

紅龍マンゴーの旬な時期はいつから?



7月


8月


9月


上旬

中旬

下旬

上旬

中旬

下旬

上旬

中旬

下旬

紅龍マンゴー


紅龍マンゴー







紅龍マンゴーは7月中旬から8月上旬ごろまで収穫を行うことができる品種です。

人気品種であるアップルマンゴーと同じくらいの収穫時期になります。しかし、国内で栽培している農家は非常に少ないため、市場で目にすることはほとんどありません。


紅龍マンゴーの品種の特徴は?歴史や由来も紹介

紅龍マンゴーの特徴

品種名

不明

糖度

18度前後

時期

7月中旬〜8月上旬

1玉あたりの重さ

500g前後

1kgあたりの玉数

2〜3玉

香り

上品な香り

品種の掛け合わせ

不明

主な産地

台湾


紅龍マンゴーは台湾で1976年に高雄県六亀郷の農民が自家のマンゴー園で発見したマンゴーと言われています。そのため、詳しい品種や品種の掛け合わせはわかっていないのが現状です。

日本では沖縄県や鹿児島県の与論島で栽培されており、上品な味わいから女性に人気のある品種となっています。


紅龍マンゴーの糖度や味の特徴は?

 

紅龍マンゴーの味のイメージ

甘味

4

★★★★

香り

3

★★★

繊維

2

★★

後味

2

★★


紅龍マンゴーは糖度が18度前後と十分な甘さがあるにもかかわらず、クセがなくしつこくない後味であることが特徴です。

また、香りも上品で貴婦人マンゴーと呼ばれることもあります。

繊維は少なめで口の中に入れるととろっと溶けるような食感が楽しめます。


紅龍マンゴーの見分け方は?大きさや形や色の特徴

紅龍マンゴーの見分け方としては果皮が赤色と緑色のグラデーションになっていることと細長い形状であることです。

果皮は完熟すると赤色と黄色のグラデーションに変化し、艶っぽくなるのが特徴です。

果肉は黄色で、サイズも500g前後と食べ切りやすい大きさです。


紅龍マンゴーの選び方のコツ 

紅龍マンゴーの選び方のコツとしては以下のような方法があります。


  • 果皮の色で選ぶ
  • ふっくらとしていてハリのあるものを選ぶ
  • 果皮にキズや黒い斑点がないものを選ぶ

紅龍マンゴーは熟すにつれて果皮の色が変化していきます。

購入してからすぐに食べたい場合には、果皮が赤色と黄色のグラデーションになっているものを選びます。

一方で、食べるまでに日数がある場合には、緑色の多いものを選ぶようにすると追熟までに時間が必要になりますので数日間保存が可能になります。

また、紅龍マンゴーを選ぶときにはふっくらとしていてハリのあるものを選ぶようにしましょう。

果皮にキズや黒い斑点が多いものは果肉が傷んでいる可能性があるので選ばないようにするのがおすすめです。


紅龍マンゴーの切り方や美味しい食べ方は?

紅龍マンゴーの切り方は種を避けて三等分した後に種が入っていない2つはサイの目切りにする方法で美味しく食べることができます。

種の周りも繊維が少なく、美味しく食べることができますので削ぎ切りにして食べたり、そのままかぶりついて食べても良いです。


次に紅龍マンゴーの美味しい食べ方のポイントをまとめてみました。


  • 冷蔵庫で2〜3時間冷やして食べる
  • まるごとかぶりつく

紅龍マンゴーは優しい甘味が特徴の品種ですので常温でも美味しく食べることができます。しかし、紅龍マンゴーは食べる前に冷蔵庫で2〜3時間ほど冷やすとより美味しく食べることができます。

また、上品な味わいでクセの少ない品種ですので皮を剥いてまるごとかぶりつくのもおすすめです。

口いっぱいに紅龍マンゴーの優しい甘味が広がります。


紅龍マンゴーの食べ頃や追熟の目安は?


紅龍マンゴーの食べ頃や追熟の目安は以下のポイントを参考にすると良いです。


  • 果皮が赤色と黄色のグラデーションになる
  • 蜜で果皮に艶が出る
  • 上部から蜜が溢れる
  • 追熟は常温で1〜2週間

紅龍マンゴー熟すと果皮が赤色と緑色のグラデーションから赤色と黄色のグラデーションに変化します。

鮮やかな赤色と黄色のグラデーションに変化したら食べ頃と言えますので、なるべく早めに食べましょう。

また、完熟すると果皮に蜜が分泌され、艶が出ます。中には紅龍マンゴーの上部から蜜が溢れ出てくるものもあります。

蜜が溢れてきたら十分に熟している状態です。

追熟は常温で行い、1〜2週間程度が目安になります。

しかし、手に入れた紅龍マンゴーの状態によって日数は変化しますのでこまめに確認するようにしてください。


紅龍マンゴーの保存方法は?

紅龍マンゴーはどのような温度で保存するかによって保存方法が異なってきます。保存方法のポイントは以下の通りです。


  • 常温保存で追熟を行う
  • 冷蔵保存する場合は乾燥に注意する
  • 長期保存は冷凍庫で行う
  • 解凍は冷蔵庫でゆっくりと行う

常温保存のポイント

常温保存は追熟のために行います。

紅龍マンゴーは追熟が必要な品種ですので、購入してから数日間は常温保存してください。

ただし、追熟の行い過ぎは果肉が腐ってしまう原因にもなりますので熟し具合をよく観察しておきましょう。


冷凍保存のポイント

冷凍保存は長期保存したい場合に行います。丸ごと冷凍保存するのではなく、下処理をしてからラップなどをかけて保存しましょう。

解凍するときには冷蔵庫でゆっくりと解凍することによって汁が出てしまうのを防ぐことができます。


冷蔵保存のポイント

冷蔵保存する場合には乾燥に十分気をつける必要があります。

キッチンペーパーや新聞紙などを濡らしてマンゴーに巻いてから袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

下処理をして冷蔵保存する場合にはラップなどをしてなるべく早く食べ切るようにしましょう。


紅龍マンゴーの賞味期限の目安は? 

紅龍マンゴーの賞味期限の目安は以下の通りです。


  • 完熟してから常温で3〜4日以内
  • 冷蔵なら5日以内、下処理した場合は1〜2日以内
  • 冷凍すれば1ヶ月程度

紅龍マンゴーは完熟してから常温なら3〜4日以内、冷蔵なら5日以内には食べるようにしましょう。

冷蔵保存の期間が長くなると果皮が黒ずんでしまったり、甘味が落ちてしまう原因になります。

下処理をして冷蔵した場合には1〜2日以内には食べるようにします。

下処理をすると切り口が空気に触れやすくなります。空気に触れている部分から傷んでしまうので賞味期限が短くなります。

なるべく空気に触れさせないためにもラップをかけるなどの対策を行って冷蔵保存するのがおすすめです。

冷凍した場合には1ヶ月程度は美味しく食べることができます。食べきれない場合には下処理をして冷凍保存するのがおすすめです。


紅龍マンゴーの成分・栄養素

紅龍マンゴーの主な成分と栄養素は以下のようになっています。


栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

64kcal

水分

82g

たんぱく質

0.6g

脂質

0.1g

繊維

1.3g

カルシウム

15mg

リン

12mg

0.2mg

ナトリウム

1mg

カリウム

170mg

ビタミンE

1.8g

βカロテン

610μg

ビタミンB1

0.04mg

ビタミンB2

0.06mg

ビタミンB3

0.7mg

ビタミンC

20mg


紅龍マンゴーに含まれる成分や栄養素としてはビタミンB群、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどです。

熟す前にはビタミンCが多く含まれ、熟すにつれてβカロテンが増えていくという特徴があります。


紅龍マンゴーの効果・効能について

紅龍マンゴーにはたくさんの栄養素が含まれています。

それぞれの栄養素がどのような効果・効能を発揮してくれるのか紹介します。

βカロテン

βカロテンには体内の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。肌を若く保ったり、ハリや艶を維持してくれます。

カリウム

カリウムにはむくみを取ったり、体内の老廃物を排出する効果が期待できます。むくみやすい女性にとってはありがたい成分です。

ビタミンC

ビタミンCはシミなどの原因であるメラニン色素ができるのを防いで肌の健康を維持してくれると言われています。

ビタミンE

ビタミンEは細胞の酸化を防いだり、赤血球が壊れてしまうのを防ぐ効果があります。これらの効果によって体内の老化が進むのを抑えてくれます。いつまでも若々しくいたい人にとっては注目すべき栄養素です。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖分からエネルギーを作り出す手助けをしたり、皮膚などの健康を維持してくれる栄養素です。

脳は糖分のエネルギーを多く使用している器官なので、正常に働くためにはビタミンB1が欠かせません。

ビタミンB2

ビタミンB2は脂質などからエネルギーを作り出す手助けをしたり、肌や爪などの健康を維持してくれる栄養素です。

また、成長にも欠かせない栄養素ですのでお子さんなどにも積極的に取り入れてほしい栄養素と言えます。

ビタミンB3

ビタミンB3は別名ナイアシンと呼ばれる栄養素です。

アルコールの分解などを助けるため、二日酔い予防になります。その他にも循環器や消化器などの働きを助ける役割があると言われています。

普段からよくお酒を飲む人は摂取したい栄養素ですね。


紅龍マンゴーの産地や生産量は?

紅龍マンゴーは国内だと主に沖縄県や鹿児島県で栽培されている品種です。

しかし、国内で紅龍マンゴーを栽培している農家は非常に少なく市場にはなかなか出回らない品種と言えます。


紅龍マンゴーの値段・価格相場


紅龍マンゴーは1kgあたり6000円前後で購入することができます。

紅龍マンゴーは1玉あたりの重さが500g前後ですので、1kgで2〜3玉程度になります。6000円前後で滅多に手に入れることのできない紅龍マンゴーを食べられるのは嬉しいですね。