コレクション: 紅ゆたか(福島県)の特徴は?旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介
紅ゆたか(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?
6月上旬 |
6月中旬 |
6月下旬 |
7月上旬 |
|
紅ゆたか |
◯ |
◎ |
◎ |
◯ |
早生種の紅ゆたかは、高砂とほぼ同じ収穫期で、佐藤錦よりは5〜7日早く収穫できるとされています。
温室栽培されたものは3月下旬から収穫が始まりますが、露地栽培されたものは6月中旬から下旬にかけてが収穫の盛期となります。
紅ゆたか(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介
紅ゆたか(福島)の特徴 |
|
---|---|
読み方 |
べにゆたか |
品種名 |
紅ゆたか |
糖度 |
18度以上 |
時期 |
6月中旬 |
1玉あたりの重さ |
6~9g程度 |
1kgあたりの玉数 |
− |
品種の掛け合わせ |
ビック×C-21-7 |
主な産地 |
福島県 |
紅ゆたかは、ビック(佐藤錦の親)とC-21-7(アメリカ原産の品種であるビングと黄玉を交配した品種)を交配して実生から選抜された桜桃品種であり、1990年に山形県農業総合センター農業技術試験場で育成されました。その後、山形県によって2008年に出願公表され、「オウトウ農林3号」として農林認定されました。また、翌年の2009年に品種登録が行われています。
紅ゆたか(福島)は甘い?糖度や味の特徴
紅ゆたか(福島)の味のイメージ |
甘味★3 |
酸味★1 |
果汁★4 |
香り★3 |
紅ゆたかは、果皮が赤く色づくほど酸味が少なく、糖度は高いもので21度にもなります。トドクヨで販売されている紅ゆたかは、福島県で育てられ、厳選されたものだけを取り扱っており、糖度も高いものをお届けしています。
紅ゆたか(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴
紅ゆたかは種が小さく、果形が横に広がった扁円形で、平均果重は約9gと大玉傾向にあります。他の品種と比較しても種が小さい点が特徴の一つです。
紅ゆたか(福島)の選び方のコツ
おいしい紅ゆたかの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 果肉がぎっしり詰まっているものを選ぶ。
- 果皮にツヤがあるものを選ぶ。
- 茎の色が鮮やかなものを選ぶ。
さくらんぼは、果肉がしっかり詰まっているものや果皮にツヤがあるもの、また、茎の色が鮮やかなものほど新鮮で、糖度が高くおいしいとされています。
さらに、茎がついたものは新鮮度が高く長持ちするためおすすめです。
紅ゆたか(福島)の切り方
さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。
- さくらんぼの実から茎を取る。
- さくらんぼを半分に切る。
- 種を取り除く。
さくらんぼの種は、ストローを使って簡単に取り除くことができます。
やり方は、ストローの先端を斜めに切り、さくらんぼの底に挿し込む方法です。
是非、お試しください。
紅ゆたか(福島)おすすめの食べ方
紅ゆたかなどのさくらんぼは、パイやジャム、ソースなどの材料としても利用されます。また、さくらんぼの酸味と甘味を生かしたサラダやデザートにもぴったりです。
- さくらんぼのシャーベット
【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、カルピス(原液)、水、ミント
- さくらんぼと砂糖、レモン汁を混ぜ合わせたものを耐熱容器に入れ、500Wのレンジで2分加熱します。
- そこに、水とカルピスを入れて冷凍庫で1日冷やしましょう。
- さくらんぼを潰さないように器に盛り付けたら完成です。
カルピスと相性が良く、爽やかな味わいが楽しめる簡単なシャーベットのレシピです。食べる直前にミントを添えることで、清涼感がアップします。
- さくらんぼタルト
【材料】:さくらんぼ、タルト生地(市販品)、クリームチーズ 、砂糖、生クリーム、バニラエッセンス、ジャム(好みの味)
- クリームチーズと砂糖をボウルに入れ、泡立て器で混ぜます。
- 生クリームとバニラエッセンスを加え、さらに混ぜます。
- タルト生地の上に2のクリームを流し、さくらんぼを散らします。
- ジャムを加え、180度のオーブンで約15分焼きます。
- タルトが焼けたら、冷ましてからお皿に盛り付け、完成です。
さくらんぼのタルトは、フルーティーで甘酸っぱい味わいが特徴です。サクサクのタルト生地に濃厚なクリームとフレッシュなさくらんぼをたっぷりとトッピングしてください。
- さくらんぼパンケーキ
【材料】:さくらんぼ、薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、卵、牛乳、バター、メイプルシロップ
- ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れて混ぜ合わせる。
- 別のボウルに卵を割り入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- 卵に牛乳を加え、さらによく混ぜる。
- 2に1を加え、さらによく混ぜる。
- フライパンにバターを入れて中火で熱し、4を流し入れる。
- カットしたさくらんぼをのせ、表面に穴が開いたら裏返して焼く。
- 両面焼きあがったら完成です。
さくらんぼのパンケーキは、ふわふわの生地にたっぷりのさくらんぼをトッピングすることで、甘くて爽やかな味わいが楽しめます。メイプルシロップやクリームと一緒に食べることで、よりおいしくなります。
紅ゆたか(福島)の食べ頃や追熟の目安は?
さくらんぼは収穫した瞬間から食べごろなので、熟成の必要はありません。
購入後は冷蔵庫で保存し、できるだけ早く食べるようにしましょう。
ただし、冷やしすぎると風味が劣化するため、食べる直前に冷水にさっと通すとおいしくいただけます。
また、紅ゆたかの果皮は薄く傷つきやすいので、洗い過ぎには注意してください。
紅ゆたか(福島)の保存方法は?
さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。
常温保存のポイント
さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙などで包んで風通しのよい場所に保管してください。
直射日光や高温多湿を避け、できるだけ早めに食べるようにしましょう。
保存期間は環境によって異なりますが、通常は2〜3日が目安です。
冷蔵保存のポイント
さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙などで包んでから容器に入れて保存します。
ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存することが望ましいですが、この方法でも、保存期間は一般的に約2〜3日が目安となります。
冷凍保存のポイント
さくらんぼを冷凍保存する場合は、洗って水分をしっかりふき取り、保存用の袋に入れます。
保存期間は約1か月間で、解凍する際は常温で約3分程度置いてからお召し上がりください。
ただし、完全に解凍すると果肉が柔らかくなりすぎるため、半解凍の状態で食べることをおすすめします。
このように、それぞれポイントがありますが、さくらんぼは繊細な果物なので状況に応じて適切な方法で保存しましょう。
紅ゆたか(福島)の賞味期限の目安は?
さくらんぼの賞味期限は、常温や冷蔵で2〜3日程度、冷凍で1ヶ月程度が目安です。
さくらんぼは温度変化に敏感なため、常温で購入した場合は冷暗所、冷えた状態で購入した場合は野菜室で保管します。
長期保存には向いていないため、早めに食べるようにしてくださいね。
紅ゆたか(福島)の成分・栄養素
栄養素 |
100gあたりの含有量 |
エネルギー |
64kcal |
たんぱく質 |
1.0g |
脂質 |
0.2 g |
炭水化物 |
15.2g |
食物繊維 |
1.2 g |
ビタミンC |
10mg |
カリウム |
210 mg |
カルシウム |
13 mg |
鉄 |
0.3 mg |
マグネシウム |
6mg |
葉酸 |
0.038mg |
パントテン酸 |
0.24mg |
灰分 |
0.5g |
αカロテン |
0.013mg |
鉄分 |
0.3mg |
さくらんぼには、リンやカリウム、鉄分、さらに糖質やビタミン類、葉酸、ミネラル成分などが多く含まれており、これらの栄養素にはそれぞれ健康面でのメリットがあります。
紅ゆたか(福島)の効果・効能について
リンは骨や歯の形成に必要な成分であり、カリウムは血圧を調整するために必要な栄養素です。
糖質はエネルギー源として必要な栄養素であり、ビタミンCは免疫力を高めるために重要な役割を果たすようです。
また、葉酸は胎児の正常な発育にも関わっているため、妊娠中の女性には必要不可欠な栄養素だと言われています
紅ゆたか(福島)の産地や生産量は?
紅ゆたかは山形県で育成された品種ですが、栽培地は限定されておらず、さくらんぼが栽培可能な地域ならどこでも生産が可能です。
農林水産省のデータによると、主な産地は山形県で9.1ヘクタールとされていますが、福島県でも栽培が始まっており、トドクヨでもおいしい福島県産の紅ゆたかを販売していますよ。
紅ゆたか(福島)の値段・価格相場
トドクヨでは、福島県産さくらんぼの紅ゆたかを販売しています。
品種 |
グラム数 |
価格 |
紅ゆたか |
1パック(280g) |
3,200円 |
2パック(560g) |
5,400円 |
|
4パック(1120g) |
9,700円 |
紅ゆたかは手頃な価格で人気のあるさくらんぼですが、灰星病などの病気にかかりやすく、実が割れることもある繊細な果物です。
また、日本のさくらんぼは栽培に手間がかかっていることから生産量が追いつかず、価格が高騰することもあります。
一方、アメリカンチェリーは、広大な土地で大量生産しており長期保存が可能なため、輸入もされるほど日持ちが良く、日本のさくらんぼとの価格差は大きいことが分かります。
紅ゆたか(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人
紅ゆたかの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 甘酸っぱいさくらんぼ
- 比較的に安価で購入可能
- 実は大きく、種は小さめ
紅ゆたかをおすすめできる人は、以下のとおりです。
- 美容に気を遣いたい人
- 甘酸っぱいさくらんぼを食べたい人
- 料理やデザートに使いたい人
紅ゆたかは、6月上旬頃から収穫が始まる早生種のさくらんぼです。
甘酸っぱいフレッシュな味わいと、柔らかい果肉が特徴的です。
また、他の品種と比較しても手頃な価格帯であるため、手軽に購入することができます。
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