コレクション: 紅てまり(福島県)の特徴は?旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介
紅てまり(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?
7月上旬 |
7月中旬 |
7月下旬 |
|
紅てまり |
◎ |
◎ |
○ |
紅てまりは、数あるさくらんぼの品種の中でも果皮や果肉が硬く日持ちが良いため、長期保存に向いています。また、紅てまりは最も収穫時期が遅い品種の一つであり、7月上旬から中旬が旬のためお中元の贈り物としても選ばれています。
紅てまり(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介
紅てまり(福島)の特徴 |
|
---|---|
読み方 |
べにてまり |
品種名 |
紅てまり |
糖度 |
17~20度程度 |
時期 |
7月上旬 |
1粒あたりの重さ |
10g以上 |
1kgあたりの玉数 |
− |
品種の掛け合わせ |
佐藤錦×ビック |
主な産地 |
福島県 |
紅てまりは、1980年に山形県立園芸試験場で「佐藤錦」と「ビック」を交配して育成され、2000年に品種登録されました。
この品種は、佐藤錦の優れた甘さとビックの豊かな風味を受け継いでおり、濃厚な味わいが特徴です。さらに、果実は大きく、美しい色合いも魅力の一つです。
紅てまりは、山形県を中心に福島県でも栽培されており、そのおいしさや品質は多くの人々から高く評価されています。
紅てまり(福島)は甘い?糖度や味の特徴
紅てまり(福島)の味のイメージ |
甘味★5 |
酸味★2 |
果汁★3 |
香り★3 |
一般的に市場に出回るさくらんぼの平均糖度は16〜18度ですが、上質なものとして扱われるさくらんぼは糖度が18〜20度とされています。
一方、紅てまりは糖度が17〜20度と高く、適度な酸味もあるため食味は優れています。
紅てまり(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴
紅てまりの果形は、短心臓形から扁円形とさまざまです。重さは10gから、大きなものでは15g程にもなる非常に大粒の品種で、他の品種と比較してもその大きさに驚かれることでしょう。また、果皮は赤色から濃紅色まで多少のバラつきがあるものの、色鮮やかで美しい色合いをしています。
紅てまり(福島)の選び方のコツ
おいしいさくらんぼの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 色が赤色か濃紅色でツヤがあるもの
- 果肉に傷がなく大粒で丸みのあるもの
- 濃厚なさくらんぼの香りがするもの
選ぶ際の注意点としては、さくらんぼの実に青みが残っているものは避けるようにすることが大切です。
紅てまり(福島)の切り方
さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。
- 果肉を潰さないように、やさしく茎の部分を取り除きます。
- 果皮に包丁を入れ、果肉を切り離します。
- 種は包丁の底を使ってくり抜きます。
紅てまり(福島)のおすすめの食べ方
さくらんぼは、お菓子作りにも使用できる果物です。単にトッピングにするだけでなく加熱調理などにも利用することができます。
- さくらんぼのタルト
【材料】:さくらんぼ、カスタードクリーム、タルト
- 市販のタルトにカスタードクリームを詰めます。
- 大粒の紅てまりを乗せたらできあがり。
紅てまりの大きな粒と紅色の見た目が華やかなので、パーティーなどにぴったりです。
- さくらんぼのシロップ漬け
【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、水
- さくらんぼを塩水で、サッと洗います。
- 鍋に砂糖と水を入れ、とろみがつくまで煮詰めます。
- 粗熱を取りレモン汁を加えます。
- 瓶にさくらんぼと3を流し込み冷蔵庫で冷やします。
さくらんぼのシロップ漬けは1年ほど日持ちするため、さくらんぼが余ってしまったときに作るのがおすすめです。
- さくらんぼのサラダ
【材料】:さくらんぼ、アボカド、レタス
- お皿に材料を盛り付け、お好みのドレッシングをかけます。
- お好みでレモン汁や黒コショウをかけてお召し上がりください。
普通のサラダが、さくらんぼを入れることによりおしゃれに大変身。
紅てまりの色味がトマトの代わりになり、いいアクセントになります。
紅てまり(福島)の食べ頃や追熟の目安は?
福島県で栽培されたさくらんぼの紅てまりは、7月上旬から中旬が一番おいしくおすすめです。
さくらんぼは追熟しないため、収穫後すぐに食べ頃を迎えます。
紅てまりを選ぶ際には、赤色から濃紅色でツヤがあるものを選ぶのがポイントですよ。
紅てまり(福島)の保存方法は?
さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。
常温保存のポイント
さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙やペーパータオルで包み、風通しが良く、日光が当たらない場所で保存します。また、保存期間は約2〜3日が目安となります。
冷蔵保存のポイント
さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合、新聞紙やペーパータオルで包み、保存用のビニール袋などに入れて空気を抜いてから保存します。
ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存しましょう。保存期間が長くなる場合は、ビニール袋に穴を開けて通気を良くするのがポイントです。また、保存期間は約2〜3日が目安となります。
冷凍保存のポイント
さくらんぼを冷凍保存する場合、種を取り除き、一口大に切り、保存用のビニール袋などに入れて空気を抜いてから保存します。
保存期間は約1か月程度と長いため、袋に日付を記入するとよいでしょう。
さくらんぼは完全に解凍すると食感が悪くなるため、解凍する際は、常温で3分ほど置いてからお召し上がりください。
紅てまり(福島)の賞味期限の目安は?
さくらんぼの賞味期限は、常温、冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で1か月が目安とされています。
さくらんぼは傷みが早く、傷むことで味や香りが損なわれてしまうため長期保存はなるべく避けてください。
紅てまり(福島)の成分・栄養素
栄養素 |
100gあたりの含有量 |
エネルギー |
64kcal |
たんぱく質 |
1.0g |
脂質 |
0.2 g |
炭水化物 |
15.2g |
食物繊維 |
1.2 g |
ビタミンC |
10mg |
カリウム |
210 mg |
カルシウム |
13 mg |
鉄 |
0.3 mg |
マグネシウム |
6mg |
葉酸 |
0.038mg |
パントテン酸 |
0.24mg |
灰分 |
0.5g |
αカロテン |
0.013mg |
鉄分 |
0.3mg |
さくらんぼには、カリウムや鉄などのミネラル成分や、葉酸やビタミンCなどのビタミン類などの栄養成分が多く含まれていることが特徴です。
紅てまり(福島)の効果・効能について
さくらんぼに多く含まれている鉄分は、貧血の予防や脳機能の改善に効くとされています。
その他、ビタミンCなどのビタミン類には、肌の健康や免疫力向上の効果にも役立つとされています。
紅てまり(福島)の産地や生産量は?
紅てまりの主要産地は山形県で、栽培面積は17.8ヘクタールです。北海道が2.9ヘクタール、長野県が1.0ヘクタールと続きます。
生産量は佐藤錦などに比べると少なく、市場にはあまり出回っていません。
福島県でも栽培量はほとんどありませんが、厳選された紅てまりを販売しています。一度食べたら、その甘さに魅了されることでしょう。
紅てまり(福島)の値段・価格相場
トドクヨで販売している紅てまりの値段は以下のとおりです。
品種 |
グラム数 |
価格 |
紅てまり |
1パック(280g) |
3,200円 |
2パック(560g) |
5,400円 |
|
4パック(1120g) |
9,700円 |
さくらんぼは収穫期が短く、手摘みで収穫しなければならないため、収穫作業に多くの労力が必要です。
また、栽培に適した地域が限られており、天候によっては生産量が変動します。
そのため、市場に流通する量は少なく、価格が高騰する傾向があります。
ただし、スーパーで販売されるさくらんぼは外観に問題があったり、アメリカからの輸入品だったりすることから比較的安価で売られています。
紅てまり(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人
紅てまりの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 果皮は赤色から濃紅色までさまざま
- 肉質は硬めで食味がよい
- 大粒で糖度は20度を超える
紅てまりをおすすめできる人は、以下のとおりです。
- 濃厚なさくらんぼを頬張りたい人
- ビタミンなどの栄養素を摂りたい人
- ギフトに考えている人
大粒のさくらんぼである紅てまりは、高級ギフト用に箱詰めされることもある品種。
糖度は20度を超えることもあり、その濃厚な味わいから知る人ぞ知るさくらんぼです。
スーパーなどでは見かけることが少ないので、トドクヨで注文して一度味わってみてくださいね。
-
売り切れ
【秀品】山形県産の紅てまり(さくらんぼ)
通常価格 ¥12,000通常価格単価 / あたり売り切れ -
売り切れ
紅てまり(福島県産さくらんぼ)
通常価格 ¥3,200から通常価格単価 / あたり売り切れ