タカミメロンはどこで売ってる?美味しいタカミメロンが購入できる場所を紹介
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上品な甘さとなめらかな食感が特徴的なタカミメロン。
「どこで買えるのだろう?」と探している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タカミメロンの基本情報からスーパー、直売所、通販などでの購入方法まで詳しく解説します。
旬の時期や美味しいタカミメロンの選び方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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タカミメロンとは?基本情報と特徴
タカミメロンの特徴
タカミメロンは、漢字では「貴味メロン」と表記され、その名の通り上品な味わいが特徴のメロンです。外観と内部に以下のような特徴があります
外観の特徴
- やや楕円形に近い形をしている
- 皮に網目模様があるが、その網目は盛り上がりが浅くて細かい
- 皮の色は濃い緑色で、灰色の細かいネットが表面を覆う
内部の特徴:
- 果肉はきれいな黄緑色(青肉系メロン)
- 果汁が豊富で、なめらかな口当たり
- 果肉はややかためでしっかりとした食感
タカミメロンは肉質が緻密で果汁も多く、貯蔵性や輸送性に優れているため、日持ちの良さも大きな特徴の一つです。一般的には収穫後2週間程度おいしく食べることができると言われています。
タカミメロンの名前の由来
「タカミ」の名前は、その上品な味わいから「貴味(タカミ)」と名付けられたと言われています。その芳醇な香りと滑らかな口当たり、後味の良さが特徴で、まさに「貴重な味わい」というにふさわしいメロンです。
また、別名「アーバンデリシャス」とも呼ばれることがあります。これは都会的で洗練された(Urban)美味しさ(Delicious)という意味合いを持ち、その高級感あふれる味わいを表現しています。
タカミメロンの味と栄養価
タカミメロンの味わいは以下のような特徴があります
- 糖度:平均15~16度と高糖度
- 味わい:さっぱりとした甘さで後味が良い
- 香り:芳醇で上品な香り
ハネヂュー系の特徴を引き継いだタカミメロンは、果肉がやや固めですが、果汁も多く糖度が高くなる傾向があります。飽きのこない上品な甘さが特徴です。
栄養面では、他のメロン同様に以下の栄養素が含まれています
- ビタミンA、C
- カリウム
- 食物繊維
特に夏場の水分補給と疲労回復に効果的で、さっぱりとした甘さは夏の暑さを和らげてくれます。
タカミメロンの旬と産地
タカミメロンの旬の時期
タカミメロンの旬は5月から8月頃までで、特に出荷の最盛期は6月から7月頃です。時期別の特徴は以下の通りです
- 5月頃:初出荷が始まる時期。果肉はややかための場合が多い
- 6~7月頃:最も糖度や香りが高くなる時期。収穫の最盛期
- 8月頃:晩生のものが出回り、産地によっては収穫が終わる
ただし、産地によって収穫時期が異なりますので、地域ごとに旬の時期が若干ずれることもあります。特に初夏から盛夏にかけて、全国各地からリレー出荷される形となっています。
主要な産地
タカミメロンの主要な産地は以下の通りです
千葉県:特に旭市や銚子市が有名で、全国出荷量の約46%を占める主要産地です。「飯岡タカミメロン」として知られています。
茨城県:鹿嶋市、常総市、下妻市などが主要産地。JA常総ひかりや、JAなめがたしおさいなどが生産しています。
熊本県:九州地方では熊本県が主要産地で、早出しの出荷が特徴です。
その他の産地:青森県、北海道など全国各地で生産されるようになってきています。
東京中央卸売市場のデータによれば、タカミメロンの年間取扱量は約2,261トンで、その内訳は千葉県産が約1,036トン(46%)、茨城県や熊本県、その他の地域で生産されています。
産地による特徴の違い
産地によってタカミメロンの特徴にも違いが見られます
千葉県産(飯岡タカミメロン)
- 千葉県旭市飯岡地区の特産品
- 砂地での栽培による水はけの良さが甘みと食感に影響
- 「タカミレッド」という赤肉品種も生産
茨城県産
- 太平洋鹿島灘と霞ヶ浦水系の北浦に面した地域で栽培
- 温暖な気候と豊富な水資源を活かしたメロン栽培
- JA常総ひかり産は「アンデスメロンに比べ日持ちが良く、さっぱりとした甘さと後味が優れている」と評される
熊本県産
- 温暖な気候を活かした早出しの出荷
- 甘みと香りが強く、果汁が多いのが特徴
- 濃厚な味わいと芳醇な香りが楽しめる
それぞれの産地の特性を活かした栽培が行われており、同じタカミメロンでも微妙に味わいや特徴が異なります。
スーパーマーケットでタカミメロンを買う
取り扱いのあるスーパーチェーン
タカミメロンは、旬の時期(5月~8月頃)には多くのスーパーマーケットで販売されています。特に以下のようなスーパーで見かけることが多いでしょう
-
イオン:イオンショップやイオンスタイルなどで取り扱いがあり、シーズン中には千葉県産や茨城県産のタカミメロンが販売されています。
-
マルト:茨城県などの地域スーパーでは、地元産のタカミメロンを販売しています。
-
コストコ:時期により国産(主に茨城県産)のタカミメロン2玉入りの販売があります。
-
地域スーパー:特に千葉県や茨城県などの産地近くのローカルスーパーでは、新鮮なタカミメロンが手に入りやすいでしょう。
また、フルーツの品揃えが豊富な高級スーパーや食品専門店でも取り扱いがある場合があります。
スーパーでの販売時期と価格相場
スーパーマーケットでのタカミメロンの販売時期と価格相場は以下の通りです
販売時期
- 初出荷:5月下旬頃から
- 最盛期:6月中旬~7月下旬
- 終了時期:8月下旬頃まで
価格相場
- 小玉(約1kg):800円~1,500円程度
- 中玉(約1.2kg~1.4kg):1,500円~2,500円程度
- 大玉(約1.5kg以上):2,500円~4,000円程度
価格はサイズや品質、産地によって変動します。特売時にはお得に購入できることもあるので、チラシやスーパーのWebサイトをチェックするとよいでしょう。
スーパーで購入する際のポイント
スーパーでタカミメロンを購入する際のポイントは以下の通りです
旬の時期を狙う:5月下旬~7月が最も品質が良く、価格も比較的安定しています。
産地をチェック:千葉県や茨城県などの主要産地のものを選ぶと、品質が安定していることが多いです。
鮮度をチェック:果皮の色が鮮やかで、傷やへこみがないものを選びましょう。
等級を確認:多くの場合「特」「秀」「優」などの等級が表示されています。予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
目利きのいるスーパー:果物の品揃えが豊富で回転の早いスーパーを選ぶと、新鮮なタカミメロンに出会える可能性が高くなります。
タカミメロンは日持ちが比較的良いメロンですが、スーパーで購入する場合は、できるだけ新鮮なものを選ぶことがおいしく食べるコツです。
産地直売所で新鮮なタカミメロンを購入する
千葉県の直売所
千葉県はタカミメロンの主要産地であり、特に旭市や銚子市周辺には直売所があります
JAちばみどり 飯岡メロン部会 直売所
- 特徴:「飯岡タカミメロン」の本場で、タカミメロンとタカミレッドの両方を取り扱っています。
- 営業時期:5月下旬~8月上旬
道の駅季楽里あさひ
- 特徴:地元産の新鮮な農産物と合わせて、旭市産のタカミメロンが販売されています。
ふれあいパーク八日市場
- 特徴:JA千葉みどりが運営する農産物直売所で、シーズン中は地元産のタカミメロンが並びます。
千葉県の直売所で購入するメリットは、新鮮さはもちろん、タカミレッドなど通常のスーパーでは手に入りにくい品種も購入できる点です。
茨城県の直売所
茨城県もタカミメロンの主要産地で、以下のような直売所があります
JA常総ひかり農産物直売所「夢ファーム」
・特徴:タカミメロンを含むさまざまな地元産メロンを販売
・JA常総ひかりの直売所では発送も対応しており、食べ頃の目安がわかるカードも提供
JAなめがたしおさい直売所
・特徴:鹿嶋市周辺のタカミメロンが購入可能
・直売所によっては、市場出荷されないような高品質なものも手に入ることも
サングリーン旭
・特徴:JA茨城旭村特産物直売所で、様々な種類のメロンが揃う
茨城県は日本一のメロン生産量を誇るため、直売所では様々な品種のメロンと共にタカミメロンも販売されています。
その他の産地の直売所
熊本県や青森県、北海道など、全国各地にタカミメロンの産地があり、それぞれの地域でも直売所での購入が可能です
熊本県の直売所
・JAくまもとの直売所「きなっせ」など5月下旬から販売開始されることが多い
青森県の直売所
・各地のJA直売所や道の駅
・7月~8月が中心の販売期間
北海道の直売所
・道内各地のJA直売所で、夏期に限定販売
産地直売所で購入するメリットは、以下の点が挙げられます
- 新鮮なものを購入できる
- 市場を通さないため比較的リーズナブルな価格
- 生産者から直接アドバイスがもらえる場合も
- 試食ができることもある
直売所によっては営業期間や営業時間が限られている場合もあるので、事前に確認してから訪問することをおすすめします。
デパート・専門店でタカミメロンを買う
高級フルーツ店での取り扱い
高級フルーツ専門店でもタカミメロンを取り扱っていることがあります
築地市場ドットコム
・東京・築地周辺の果物専門店
・厳選された高品質なタカミメロンを販売
・特に千葉県産の飯岡タカミメロンなどを取り扱い
全国の高級フルーツ専門店
・千疋屋総本店
・新宿高野
・銀座千疋屋 など
これらの店舗では、厳選された高品質のタカミメロンが販売されていますが、一般的なスーパーよりも価格は高めとなります。ギフト用の包装サービスなども充実している場合が多いです。
デパ地下での販売状況
デパート地下の食品売り場でも、タカミメロンは取り扱われています:
各デパートの青果売り場
・三越伊勢丹、高島屋、大丸など全国の主要デパート
・旬の時期には千葉県産や茨城県産のタカミメロンが販売される
・ギフト用にきれいに包装されたものが多い
販売時期
・5月下旬~8月上旬が中心
・夏のギフトシーズンに合わせて品揃えが豊富になる
デパ地下では、特に見た目や品質にこだわった上位等級のタカミメロンが多く販売されています。贈答用に購入される方も多いです。
専門店で購入するメリット
高級フルーツ店やデパ地下で購入するメリットは以下の通りです:
品質の保証:厳選された高品質なタカミメロンが販売されていることが多い
専門知識:店員が果物に詳しく、食べ頃や保存方法などのアドバイスがもらえる
贈答用サービス:ギフト用の包装や配送サービスなどが充実している
安定した品質:温度管理や品質管理がしっかりしているため、状態の良いものが手に入りやすい
一方で価格は直売所やスーパーよりも高めに設定されていることが多いため、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。自家消費用なら直売所や地元スーパー、贈答用なら専門店やデパ地下といった使い分けもおすすめです。
通販・オンラインでタカミメロンを購入する
JA通販サイト
JA(農業協同組合)が運営する通販サイトでは、産地直送のタカミメロンを購入することができます
・JAタウン
・全国のJA(農業協同組合)が運営するオンラインショップ
・茨城県産のタカミメロンを中心に、シーズン中は様々な産地のものが販売される
・目安価格:1玉 2,500円~4,000円程度(送料別)
全農食品オンラインショップ
・メロン生産量日本一の茨城県産タカミメロンを販売
・6月上旬から発送開始
・糖度が高く、さわやかな甘みがあるタカミメロンを厳選して販売
JAの通販サイトでは、市場出荷と同等以上の品質の商品を取り扱っていることが多く、産地の特色を活かした商品が揃っています。
産地直送の通販サイト
農家や生産者組合が直接運営する通販サイトもあります:
トドクヨ
・タカミメロンの産地直送・お取り寄せ通販が可能
・予約販売や大玉タカミメロンなど、様々なサイズ・品質のものを取り扱い(https://todoku-yo.net/)
産地直送の通販サイトでは、一般市場に出回らないような特別なタカミメロンを購入できることができます!また、生産者のこだわりや栽培方法も確認できるため、安心して購入できます。
大手通販サイトでの購入方法
大手通販サイトでもタカミメロンは販売されています
楽天市場
・様々な産地のタカミメロンを取り扱う多数の出店者がある
・口コミや評価をチェックして選びやすい
・価格帯:1玉 1,500円~5,000円程度(サイズ・品質・送料によって変動)
・箱入りギフトセットなども豊富に揃う
Amazon
・生鮮食品カテゴリでタカミメロンを検索
・価格やレビューで比較可能
大手通販サイトでの購入時のポイント
- 出店者の評価やレビューをチェックする
- 出荷時期や配送方法を確認する
- 産地や等級、サイズなどの情報を確認する
- クール便対応かどうか確認する
通販での購入は手軽である一方、実際に見て選べないデメリットもあります。信頼できる出店者から購入することがポイントです。
美味しいタカミメロンの選び方
見た目でわかる選び方のポイント
タカミメロンを選ぶ際の見た目でのポイントは以下の通りです
網目模様
・網目が細かく全体にまんべんなくあるものが良品
・網目模様がしっかりとしているものを選ぶ
形状
・形が整っていて左右対称なもの
・ずっしりと重量感のあるものが中身が詰まっている証拠
色
・皮の色が濃い緑色で均一なもの
・極端に色が薄いものや、黄色く変色しているものは避ける
ヘタ(つる)の状態
・ヘタが新鮮で、適度な水分を含んでいるもの
・極端に乾燥しすぎているものは避ける
これらの特徴を持つタカミメロンは、栽培環境が良好で、品質が高い可能性が高いです。
熟度の見分け方
タカミメロンの熟度は以下の方法で確認できます
香り
・甘い香りがするものは熟度が高い
・無臭のものはまだ追熟が必要かもしれない
硬さ
・お尻の部分(花落ち部分)をそっと押してみる
・少し弾力を感じるものが食べ頃
・かちかちに硬いものはまだ追熟が必要
・全体的に柔らかいものは熟しすぎている可能性がある
音
・手のひらで軽く叩いた時の音で判断できることも
・「ポン」と低い音がするものは適度に熟している
・「コン」と高い音がするものはまだ硬い
店頭に並んでいるタカミメロンは基本的に完熟前で果肉がかため。すぐに食べたい場合は追熟が進んだものを選び、数日後に食べる場合はやや硬めのものを選ぶとよいでしょう。
購入後の保存方法と食べ頃
タカミメロンを購入後の保存方法と食べ頃の判断は以下の通りです:
保存方法
・追熟が必要な場合
・室温で保管する
・直射日光を避け、風通しの良い場所に置く
食べ頃になったもの
・冷蔵庫で保管する
・食べる2~3時間前に冷蔵庫から出すと、味と香りが引き立つ
カット後のメロン
・種を取り除き、切り口をラップでしっかり覆う
・冷蔵保存して、なるべく早めに食べる
食べ頃の判断
- 果実の下の方をそっと押して柔らかく感じる
- 甘い香りが強くなる
- ヘタの付け根が少し黄色く変色してくる
タカミメロンは他のメロンと比べて日持ちがするため、徐々に柔らかくなり、2週間程度までおいしく食べることができます。ただし、食べ頃になったら早めに召し上がるのがおすすめです。
まとめ:タカミメロンをお得に美味しく購入するには
タカミメロンは、その上品な甘さと日持ちの良さから人気の高いメロンです。様々な場所で購入することができますので、用途や予算に合わせて最適な購入方法を選びましょう。
購入場所別のメリット
スーパーマーケット
手軽に購入でき、旬の時期には比較的リーズナブルな価格で販売されている。特に5月下旬~7月が最もおいしい時期。
産地直売所
最も新鮮なタカミメロンを購入できる。千葉県旭市の「飯岡タカミメロン」や茨城県の直売所がおすすめ。市場を通さないためコストパフォーマンスも良い。
デパート・専門店
品質の良いものが厳選されており、贈答用に最適。ギフトラッピングなどのサービスも充実。
通販・オンライン
トドクヨなどの産地直送通販サイトなら、全国どこからでも美味しいタカミメロンを取り寄せることができます。産地や品質を確認しながら選べるのがメリットです。
美味しいタカミメロンを選ぶためのポイント
- 網目模様が細かくまんべんなくあるもの
- 持った時に重量感があるもの
- お尻を押して少し弾力がある(食べ頃)または硬め(追熟用)
- 甘い香りがするもの
タカミメロンの旬は5月~8月で、特に6月~7月が最盛期です。この時期に千葉県や茨城県などの主産地のものを購入すると、最も美味しいタカミメロンに出会える可能性が高まります。
また、自宅で食べる場合はスーパーや直売所で、贈答用には専門店やデパ地下で購入するなど、用途に応じた購入場所の選択も大切です。
タカミメロンは日持ちが良いメロンですが、やはり新鮮なものが一番おいしいです。購入後は適切な保存方法で、最も美味しい状態で味わってください。千葉県の飯岡地区や茨城県の鹿嶋市、常総市などを旅行する機会があれば、ぜひ地元の直売所で旬のタカミメロンを味わってみてください。
その上品な甘さと芳醇な香りは、暑い夏の爽やかな贈り物として、また自分へのご褒美としても最適な果物です。この記事を参考に、あなたの好みにぴったりのタカミメロンを見つけてくださいね。