美味しいメロンの見分け方・選び方|プロ直伝のポイントとコツ

夏の訪れを告げるフルーツの代表格、メロン。スーパーや果物屋さんに並ぶ様々な種類のメロンを前に、「どれを選べば失敗しないのだろう?」と悩んだ経験はありませんか?

この記事では、メロンのプロが実践している「美味しいメロンの見分け方・選び方」を徹底解説します。

品種別の特徴や、メロンの食べ頃を見極める方法、賢い保存方法まで、メロン選びのすべてをカバーしていますので、この記事を読めば、もう二度とメロン選びに失敗することはないでしょう。

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美味しいメロン選びの基本ポイント

メロン選びで失敗しないためには、いくつかの基本ポイントを押さえておく必要があります。どんな品種のメロンでも共通して見るべきポイントをまずは理解しましょう。

メロンの形がまん丸いものを選ぶ

美味しいメロンは、まずその形から分かります。均整の取れた丸い形で左右対称のメロンは、安定した環境で丁寧に栽培された証拠です。

形が歪んでいたり、一部が膨らんでいたりするメロンは、成長過程で何らかの問題があった可能性があります。

農家さんたちは、メロンの形が美しくなるよう、成長の過程で様々な工夫をしています。例えば、高級メロンでは実の向きを時々変えて、均等に日光が当たるようにしているんですよ。そういった手間のかかったメロンは、自然と形も整っているんです。

 

メロンの重さが重いものを選ぶ

メロンを手に取ったとき、見た目のサイズよりも「ずっしり」と重みを感じるものが良質です。

これは、果肉がぎっしりと詰まっていて、水分量が豊富である証拠です。同じサイズのメロンが並んでいたら、ぜひ手に取って比較してみてください。重いほうが果肉が充実していて、甘みも強い傾向があります。

 

香りがいいものを選ぶ

熟したメロンは、甘く芳醇な香りを放ちます。メロン特有の香りがしっかりと感じられる個体を選ぶと、味も濃厚である場合が多いです。

特に、お尻の部分(花落ち部と呼ばれる部分)から香りを確認するのが効果的です。

ただし、スーパーなどでは強くクンクンと匂いを嗅ぐのはマナー違反になる場合もあるので、さりげなく確認しましょう。香りがほとんどないメロンは、まだ熟していないか、香りの少ない品種である可能性があります。

 

編み目がしっかり均等なものを選ぶ(網付きの場合)

ネット系メロン(皮に網目模様があるもの)の場合は、網目が細かくしっかりと盛り上がっているものが良品です。

「網目が盛り上がっているメロンほど美味しい」と言われる理由は、メロンの皮が果実の成長に合わせて自然と割れ、その傷を治すためにコルク層ができることで網目が形成されるからです。つまり、綺麗な網目は果実がしっかり成長した証なんですよ。

 

ノーネット系はスジや斑点がないものを選ぶ

ノーネットメロン(網なしメロン)を選ぶ場合は、強めのスジや黒っぽい斑点などが入っていないか確認しましょう。

選ぶ際はスジや斑点がなく、果皮がきれいなものを選ぶようにしましょう。


果皮の色が均一に整っているものを選ぶ

果皮の色については、色が均一担っているものが美味しいので果皮の色は均一のもの選ぶといいでしょう。

まだらになっていたり一部変色しているものはおすすめできません。

 

つるの状態で選ぶ

ツルが青くピンとしている状態のメロンは鮮度が良い状態になります。

少し保存期間が欲しい場合など鮮度が良いものを選びたい場合は、青くしっかりしたものを選びましょう。

ただ、熟したものを食べたいという場合は、ツルの先端が茶色っぽく枯れかかってきたタイミングが熟してきたサインです。

すぐに食べたいという方はツルが茶色っぽく枯れかかってきたものを選ぶといいでしょう。

 

お尻の部分に弾力があるもの、お尻が飛び出していないものを選ぶ

お尻の部分に弾力があるものもおすすめなのでチェックしてみるといいでしょう。

メロンの種類を問わず共通して、メロンのお尻が飛び出していないものを選ぶようにしましょう。

 

メロンの人気産地で選ぶ

日本各地には様々なメロンブランドがあり、それぞれ独自の特徴を持っています。有名なメロンブランドとその産地の特徴を見ていきましょう。

北海道のメロンブランド

北海道は日本を代表するメロンの産地で、高品質なメロンを多く生産しています。

夕張メロン

北海道夕張市で生産される高級メロン。正式な品種名は「夕張キング」で、厳しい品質検査に合格したもののみが「夕張メロン」を名乗ることができます。最低糖度10度以上が基準で、特秀品は13度以上です。リキュールのような芳醇な香りとコクのある甘味、とろけるような食感が特徴です。

ふらのメロン

富良野エリアで栽培されるメロンのブランド名。「ルピアレッド」「ティアラ」「R113」などの赤肉系と、「キングメルティ」などの青肉系があります。富良野の特徴的な気候(昼夜の温度差が大きい)と肥沃な土壌を活かして育てられた高糖度のメロンです。

らいでんメロン

積丹半島の共和町で生産されるメロン。「らいでんルピアレッド」「らいでんレッド01」「らいでんレッドティアラ」など5つの品種があります。芳醇な香りと滑らかな食感、ジューシーでとろけるような甘みが魅力です。

三笠メロン

北海道三笠市産のメロン。主に「ルピアレッド」「摩周レッド」「IKメロン」などを栽培。ジューシーで柔らかな食感が特徴です。

その他の主要メロン産地

静岡県のマスクメロン

高級メロンの代表格であるマスクメロン(アールスメロン)は、静岡県が主要産地です。特に「クラウンメロン」は、静岡県袋井市や掛川市などで栽培される最高級のマスクメロンです。徹底した品質管理と高い栽培技術により、贈答品としても人気が高いです。

茨城県のメロン

メロン生産量日本一の茨城県。「イバラキング」は茨城県のオリジナルメロンで、大ぶりで上品な香りと甘み、なめらかな食感が特徴です。他にも「アンデスメロン」「アムスメロン」「レノン」など多様な品種を栽培しています。

熊本県のメロン

熊本県では「肥後グリーン」というメロンが有名です。また、白肉系の「ホームランメロン」や「プリンスメロン」も生産されています。「オレンジハート」は熊本県JA熊本うきで栽培されるオリジナルブランドで、オレンジ色の濃い果肉と滑らかな口当たり、強い甘みが特徴です。

沖縄県宮古島のメロン

冬でも温暖な気候を活かし、12月から5月にかけて「宮古島メロン」を出荷しています。サンゴが隆起して出来た島の特性で、水はけが良くミネラルを豊富に含んだ土壌がメロン栽培に適しています。糖度14度以上の高い甘さを誇る赤肉メロンで、「クインシーメロン」や「妃メロン」などの品種があります。

各産地は、それぞれの土地の特性を活かしたメロン栽培に力を入れています。例えば北海道は昼夜の温度差を活かした甘いメロン、宮古島は冬でも温暖な気候を活かした冬メロンなど、それぞれに魅力的な特徴があります。季節ごとに異なる産地のメロンを楽しむのも、メロン愛好家の楽しみの一つですね。

 

メロンの果肉の種類で選ぶ

メロンは大きく分けて、果肉の色によって分類されます。それぞれ特徴や味わい、選び方に違いがありますので、自分の好みに合わせて選ぶことが大切です。

赤肉メロン

赤肉メロンは、その名の通り、オレンジ色の鮮やかな果肉を持つメロンです。一般的に濃厚な甘みとコクのある味わいが特徴で、芳醇な香りを楽しむことができます。

赤肉メロンの主な品種と特徴

  • 夕張メロン(夕張キング):北海道夕張市産の高級メロン。リキュールのような芳醇な香りとコクのある甘さが特徴で、とろけるような食感が楽しめます。
  • ルピアレッド:北海道や茨城県で栽培される人気品種。表面の網目が細かく、熟すと非常に柔らかい食感になり、甘さが増します。
  • クインシーメロン:サーモンピンクの美しい果肉が特徴。なめらかな食感とたっぷりの果汁で、甘さも十分あります。
  • ティアラ:主に北海道産。熟すとリキュールのような甘い香りを放ち、甘さが際立ちます。
  • 宮古島メロン:沖縄県宮古島産の冬から春にかけて収穫される赤肉メロン。糖度14度以上の高い甘さが特徴です。

赤肉メロンを選ぶときは、果皮の色が緑から黄色味を帯びてきたものが熟している証拠です。また、持った時のずっしりとした重みと、芳醇な香りがするものを選ぶと失敗が少ないでしょう。

特筆すべきは、赤肉メロンには青肉メロンの約25倍ものβカロテンが含まれているという点です。βカロテンは強い抗酸化作用があり、美容や健康に良いとされています。甘くて美味しいだけでなく、栄養価も高いなんて嬉しいですよね。

青肉メロン

青肉メロンは、黄色から緑色をした果肉が特徴で、爽やかでさっぱりとした甘みが楽しめます。赤肉メロンと比較すると、やや歯ごたえがあり、後味がすっきりしています。

青肉メロンの主な品種と特徴

  • マスクメロン(アールスメロン):最も知られている高級メロン。濃厚な甘みとたっぷりの果汁、香り高さが特徴です。1本のツルに1個の実だけを育てる「一本仕立て」で栽培されています。
  • クラウンメロン:静岡県産の最高級メロン。マスクメロンをさらに改良して高品質に育てたもので、贈答用として人気です。
  • アンデスメロン:マスクメロンに似た芳醇な香りと強い甘みを持ちますが、よりリーズナブルな価格で楽しめます。
  • アムスメロン:皮の緑色が濃く、スイカのような縦じまが特徴。皮が薄く、果肉・果汁が豊富です。
  • イバラキング:茨城県のオリジナルメロンで、上品な香りと甘み、なめらかな食感が特徴です。日持ちも良く、長くおいしさを楽しめます。

青肉メロンを選ぶときは、網目の状態と全体のバランスをよく見ることが大切です。また、お尻の部分を軽く押して、少し弾力があるものが食べ頃の目安になります。ツル付きのものは、ツルの状態も重要なヒントになります。

白肉メロン

白肉メロンは、乳白色の果肉を持つやや珍しいメロンです。上品な甘さとさっぱりとした後味、控えめな香りが特徴で、なめらかな食感を楽しむことができます。

白肉メロンの主な品種と特徴

  • ホームランメロン:熊本県などで生産される代表的な白肉メロン。完熟前はシャキシャキとした食感ですが、完熟するとクリームのような滑らかな舌触りになります。
  • しらゆきメロン:果肉が硬めでサクサクとした食感が特徴。梨のような食感も楽しめる独特のメロンです。
  • 新芳露:京都府京丹後地方などで生産されるメロン。パール系と呼ばれるつやのある乳白色の果肉で、柔らかく豊かな甘みがあります。
  • グランドール:山形県庄内地方や新潟県佐渡地方の特産品。希少性の高いメロンで、ジューシーで甘みが強く、なめらかな口当たりが特徴です。

白肉メロンは比較的珍しいため、見かけたらぜひ試してみることをおすすめします。特に、メロンの甘さは好きだけど、濃厚すぎるものは苦手という方には、さっぱりとした白肉メロンはぴったりかもしれません。

ネット系・ノーネット系で選ぶ

ネット系メロンとは、皮に網目模様(ネット)があるタイプのメロンです。マスクメロンや夕張メロン、アンデスメロンなどが代表的です。

ノーネット系メロンとは、表面に網目模様がなく、つるつるとした皮を持つメロンのことです。プリンスメロンやハニーデューメロン、ホームランメロンなどが代表的です。ネット系とは違ったポイントで選ぶ必要があります。

 

メロンの熟度・食べ頃の見極め方

メロンは収穫後に追熟する果物です。店頭で購入したメロンがすぐに食べ頃とは限らないため、熟度の見極めが重要になります。いつ食べるかによって、どの程度熟したメロンを選ぶべきかが変わってきます。

すぐに食べたい場合の選び方

今日や明日中に食べたい場合は、すでに完熟に近いメロンを選びましょう。完熟に近いメロンには以下のような特徴があります:

  • 香りが強い:甘くフルーティーな香りがしっかり感じられる
  • お尻部分に弾力がある:軽く押すとやや弾力を感じる(ただし売り場での強い押し方はNG)
  • 皮の色が変化している:緑色から黄色味を帯びている
  • ツルがしなびている:ツル付きメロンの場合、ツルがしんなりしているものは完熟のサイン

完熟メロンは、2〜3時間冷蔵庫で冷やしてから食べると、さらに美味しさが引き立ちます。冷やしすぎると香りが飛んでしまうので、適度な冷やし加減がポイントです。

数日後に食べたい場合の選び方

2〜3日後や週末に食べる予定であれば、まだ完全に熟していないメロンを選び、家で追熟させるのがおすすめです:

  • 香りがやや控えめ:メロンの香りはするものの、まだ強くない
  • お尻部分がまだやや固い:弾力はあるが、やや硬さを感じる
  • 皮の色がまだ緑色が強い:黄色みはあまり出ていない
  • ツルがまだ元気:ツル付きメロンの場合、ツルがまだピンとしている

このようなメロンは、常温の風通しの良い場所で追熟させると、数日後には美味しく食べられるようになります。夏場は特に追熟が早いので、様子を見ながら冷蔵庫への移動タイミングを見極めてください。

品種ごとの食べ頃の違い

メロンの品種によって、食べ頃の見極め方が微妙に異なります:

夕張メロン

収穫後1〜2日で完熟する傾向があります。黄緑色から淡い黄色へと変化してきたら食べ頃です。香りが強くなり、お尻部分に弾力が出てきます。

マスクメロン

ツルの状態がわかりやすい指標になります。T字のツルのうち、細い方のツルがしおれてきたら食べ頃のサインです。皮の色も緑から黄緑へと変化します。

クインシーメロン

T字になっているツルがピンとしているうちはまだ完熟していません。ツルがねじれてきたら食べ頃です。

ホームランメロン

白肉系のノーネットメロンですが、完熟前と完熟後で食感が大きく変わります。お尻部分を押して、弾力があるけどやや固めなら歯ごたえのある食感、柔らかければとろけるような食感になっています。

宮古島メロン(妃メロン)

ツルは熟しても変化しないので、お尻部分がやわらかくなってきたら食べ頃です。

熟度の見極めは一度練習すると、かなり正確にできるようになりますよ。私も最初はメロンの食べ頃がわからず失敗しましたが、何度か経験するうちに「あ、このメロンあと2日くらいで食べ頃だな」とわかるようになりました。

メロンの甘さを判断するコツ

メロン選びの最大の関心事は、やはり「甘さ」でしょう。メロンの甘さは糖度(Brix値)で表され、一般的に糖度が高いほど甘く感じられます。ただ、店頭では糖度計を使って測ることはできないため、外観からの判断が重要になります。

産地や品種から判断する

メロンの甘さは産地や品種によっても異なります。一般的に、以下のような特徴があります:

  • 夕張メロン:最低糖度10度以上、特秀品は13度以上
  • マスクメロン:高級品は糖度15度以上のものも
  • 宮古島メロン:糖度14度以上が基準
  • ふらのメロン:糖度は品種によるが、13〜16度程度

産地によって甘さに定評がある理由は、その土地の気候条件が関係しています。例えば北海道の夕張や富良野は、夏場の昼夜の寒暖差が大きいため、メロンの糖度が高くなりやすいんです。一方、宮古島メロンはサンゴ隆起由来のミネラル豊富な土壌と温暖な気候で、冬でも甘いメロンが育つという特徴があります。

メロンの中で最も甘い部分

メロンの中でも、部位によって糖度に差があることをご存知でしょうか?実際の計測データによると、メロンの糖度分布は以下のようになっています:

  • 平均糖度:約12.6度
  • 外側上の平均糖度:約9.2度(最も低い)
  • 外側中の平均糖度:約10.6度
  • 外側下の平均糖度:約11.6度
  • 内側上の平均糖度:約14.4度
  • 内側中の平均糖度:約15.3度(最も高い)
  • 内側下の平均糖度:約15度


つまり、メロンの中心に近い部分、特に中央部分が最も甘いということです。これは多くの果実に共通する特徴で、果実の中心に向かって栄養が集まる傾向があるためです。

メロンを食べるときは、この糖度分布を意識して切り分けると、より美味しく楽しむことができます。特に複数人で分ける場合は、中心部を平等に分配するように縦に切ることがおすすめですよ。

見た目から推測する糖度のポイント

糖度計を使わずに、メロンの甘さを推測するためのポイントをいくつか紹介します:

  • 重量感:同じ大きさなら、より重いものほど水分と糖分が豊富
  • 網目の状態:ネット系メロンは、網目が均一で盛り上がりがはっきりしているほど糖度が高い傾向
  • 皮の色:適度に熟した状態(品種によって異なるが、緑色から黄色味を帯びた状態)が糖度のピーク
  • ヘタの状態:つる付きメロンの場合、ヘタがしっかりしているものは生育環境が良好で、糖度も高い可能性が高い

私の経験では、網目の「立体感」が特に重要だと感じています。網目がただ色で描かれたように平面的なものより、しっかりと浮き出るように立体的に形成されているメロンの方が、甘さが際立つことが多いです。

 

 

 

まとめ:失敗しないメロン選びの極意

この記事では、美味しいメロンの見分け方・選び方について詳しく解説してきました。最後に、メロン選びの極意をまとめておきましょう。

種類別メロン選びのポイント

  • 赤肉メロン:オレンジ色の果肉で、コクのある甘みと芳醇な香りを楽しむなら。網目の発達や皮の色の変化、重みを確認。
  • 青肉メロン:爽やかでさっぱりとした甘みを求めるなら。網目の状態と全体のバランス、お尻部分の弾力を確認。
  • 白肉メロン:上品な甘さと滑らかな食感を楽しむなら。皮の色と状態、重みを確認。

見た目で判断するメロン選びの5ポイント

  1. :均整の取れた丸い形で、左右対称なものを選ぶ
  2. 重さ:見た目より重みを感じるずっしりとしたものが良質
  3. 網目:ネット系メロンは網目が細かくきれいに広がり、盛り上がっているものを
  4. 皮の色:適度に熟した状態(品種による)のものを選ぶ
  5. お尻部分の弾力:軽く押して少し弾力があるものが食べ頃

食べ頃を見極めるポイント

  • 香り:甘く芳醇な香りがするものは熟している証拠
  • ツル:ツル付きメロンはツルがしなびてきたら完熟のサイン
  • 皮の色:緑色から黄色または黄橙色に変化するものが食べ頃

家庭での追熟と保存のコツ

  • 追熟:風通しの良い日当たりの少ない常温の場所で追熟
  • 完熟後:食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やす
  • 保存期間:完熟メロンは1~2日以内、カットしたメロンは2~3日以内に食べきる

メロン選びは、一見難しそうですが、この記事でご紹介したポイントを覚えておけば、きっと美味しいメロンに出会える確率が高くなるはずです。「形」「重さ」「網目」「皮の色」「お尻の弾力」この5つのポイントを中心に見極め、あとは自分が食べたいタイミングに合わせて熟度を選ぶことが大切です。

メロン選びの腕前が上がれば、家族や友人とのシーンでも、贈り物としても、より喜ばれる美味しいメロンを選べるようになります。季節ごとに異なる産地や品種のメロンを試して、あなた好みのメロンを見つける旅を楽しんでください。

最後に、個人的な経験として、一番美味しいメロンは「ちょうど食べ頃になった地元農家直売のメロン」だと思います。産地直送や地元の朝市などで、生産者から直接購入できるメロンは、鮮度も味も格別です。機会があれば、ぜひ地元の生産地を訪れて、その土地ならではのメロンの魅力を発見してみてはいかがでしょうか。

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