とちあいか、とちおとめの違いを実際に検証して比較しました!
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とちあいかと、とちおとめの特徴を実際に検証して比較しました!
味や品種の違いなど詳しくご紹介します。
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とちあいか・とちおとめについて
「とちおとめ」は栃木県を代表するいちごの品種として有名でした。
「とちあいか」はとちおとめの次の主力商品になる品種で、栃木県が7年もの年月をかけて開発をおこなった品種です。
令和6年時点で、「とちあいか」の生産量は「とちおとめ」を抜き、2027年以降は8割程度がとちあいかの生産になるという目標を掲げています。
今回違いについて検証したのは栃木県産の田村さんのとちあいかと、とちおとめを使って検証を行いました。
田村さんのとちあいかは下記からご注文頂けます。
【高糖度】田村さんのとちあいか(栃木県)
田村さんのとちあいかの特徴 |
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---|---|
糖度 |
14〜15度 |
時期 |
1月〜4月頃 |
産地 |
栃木県 |
とちあいかの味のイメージ |
|
甘味 |
★★★★★ |
酸味 |
★★ |
食感(やわらかめ) |
★★★ |
サイズ・大きさ | ★★★ |
とちあいかの甘さや色、見た目の特徴は以下のとおりです。
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とちあいかのおすすめポイントは以下のとおりです。
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とちあいかのお取り寄せ通販の商品一覧
とちあいか・とちおとめの比較表まとめ
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
産地 | 栃木県 | 栃木県 |
品種掛け合わせ |
栃木32号×09-48-5 | 久留米49号×栃の峰 |
糖度 | 14~15度程度 | 13〜14度程度 |
時期 | 11月〜4月頃 | 11月〜5月頃 |
1粒あたりの重さ | 25〜40g前後 | 25〜52g前後 |
大きさや形 | 丸みのあるキレイな三角型 | 長さのある円錐形 |
味や香り | 甘さは際立ちますが、スッキリとした口あたりでとてもみずみずしい | 果汁も多く、強い甘みとほどよい酸味を楽しめて、香りも良い |
硬さや食感 | 果肉はぎゅっと引き締まっているが硬すぎず柔らかすぎない | 硬すぎず比較的柔らかめな食感 |
とちあいか・とちおとめの産地・品種の掛け合わせの比較
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
産地 | 栃木県 | 栃木県 |
品種掛け合わせ | 栃木32号×09-48-5 | 久留米49号×栃の峰 |
とちあいか、とちおとめ共に栃木県のブランド品種となります。
とちおとめは栃木県以外のエリアでも生産が行われています。
とちあいか・とちおとめの糖度や味の違いを比較
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
糖度 | 14.6度程度 | 13.7度程度 |
味や香り | 甘さは際立ちますが、スッキリとした口あたりでとてもみずみずしい | 果汁も多く、強い甘みとほどよい酸味を楽しめて、香りも良い |
硬さや食感 | 果肉はぎゅっと引き締まっているが硬すぎず柔らかすぎない | 硬すぎず比較的柔らかめな食感 |
実際に「とちあいか」と「とちおとめ」の糖度を計測してみました。
糖度計を使って果汁を絞り計測しています。
とちあいかの糖度
結果:糖度14.6度
検証の結果、とちあいかの糖度は14.6度というかなりの高糖度が出ました。
とちおとめの糖度
結果:とちおとめ糖度13.7度
こちらもかなりの高糖度で13.7度と高い糖度を記録しました。
双方共に高糖度ではありますが、とちあいかの方が糖度が高いという結果になりました。
→とちあいかの糖度検証の記事はこちら
→とちおとめの糖度検証の記事はこちら
「とちあいか」と「とちおとめ」の味の違いを比較
とちあいかは、糖度が高いこともありとても甘いのですが、甘さが口に残ることはなく食べるとスッキリとした味わいとなっていました。
とちおとめに関しても、糖度も高いので十分甘さを味わえます。
みずみずしくてジューシーなところもおすすめです。
食感については、双方ともに柔らかすぎず硬すぎず、果肉の中の方は特にシャキッとした食感もあります。
とちあいかの方が硬い?と言われることもあるようですが、実際に食した感じだとそこまで硬さに差があるようには感じませんでした。
「とちあいか」と「とちおとめ」の大きさや重さの比較
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
1粒あたりの重さ | 27〜38g前後 |
25〜52g前後 |
大きさや形 | 丸みのあるキレイな三角型 | 長さのある円錐形 |
とちあいかは、大きいもので38g。小さいもので27gほどとなっておりました。


とちおとめは大きいもので52gを計測しました。
小さいものは25g程度となります。



大きいものは5cm程度になるものもあります。
サイズ感はほぼ変わりませんが、やや重さがとちおとめの方が重いということで、とちおとめの方が丸みを帯びて重さがあるような形をしています。
とちあいかは、やや縦長のものが多いということになります。
「とちあいか」と「とちおとめ」の果皮や果肉の色の比較
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
果皮の色 | 濃い赤色 | 濃い赤色 |
果肉の色 | 濃い赤色 |

ご覧の通り果皮の色は双方共に濃い赤色をしています。
ぱっと見だと、ほぼ同じような色合いをしているため、色だけで見分けるのはなかなか難しいです。
また、果肉についても比較してみました。
上記の写真がとちあいかの断面です。
縦にカットしているのと、横にカットしているものがあります。
果肉の外側は赤い色になっていますが、中心に行くにつれて白くなっています。
とちおとめの場合は、外側の果肉が赤くなっているというところまではあまり変わりありませんが、中心の方の果肉は赤色が混じっています。
切ってみると「とちあいか」と「とちおとめ」の違いがわかりやすいですね。
「とちあいか」と「とちおとめ」の旬な時期の比較
比較項目 | とちあいか | とちおとめ |
---|---|---|
時期 | 1月〜4月頃 |
11月〜5月頃 |
とちあいかの旬な時期は1月〜4月頃、とちおとめの旬な時期は11月〜5月頃となります。
ただ、主に美味しいと言われる時期は1月〜4月頃なので食べる場合は主にこの時期がおすすめです。