プリンスメロンの糖度は?旬な時期と味や品種の特徴も紹介
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プリンスメロンの糖度や旬な時期は?特徴を交えて紹介します。
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プリンスメロンとは?由来や意味
「プリンス」メロンはサカタのタネが開発した品種で、発表されたのは1962年(昭和37年)。
ヨーロッパのカンタロープ種である「シャランテ」というメロンと、日本のマクワウリの一種「ニューメロン」を交配して育成されました。
「プリンス」という名は、当時の皇太子さま(現・上皇さま)のご成婚に因んで名づけられたと言われています。
また、横浜の青果商グループ「プリンス会」が試食会を行い、その名称に由来しているとも言われています。
プリンスメロンの特徴
プリンスメロンの特徴 | |
---|---|
読み方 | プリンスメロン |
品種掛け合わせ | 「シャランテ」と「ニューメロン」 |
糖度 | 15〜17度程度 |
時期 | 4月下旬頃~6月頃 |
1玉あたりの重さ | 500~700g程度 |
大きさ | 500~700g程度 |
果肉の色 | 淡いオレンジ色~黄緑色 |
皮の特徴 | 網目のないノーネット |
味や香り | 濃厚な甘さと強い芳香 |
硬さや食感 | とろけるような口当たりで、果肉がジューシー |
プリンスメロンの糖度や味
プリンスメロンは非常に甘く、糖度が高いことで知られています。果肉がジューシーで、口に入れると自然な甘さが広がります。
濃厚な甘さとともに、芳香が強いのも魅力のひとつです。
プリンスメロンの旬な時期
4月 | 5月 | 6月 |
収穫〜出荷まで旬な時期 |
プリンスメロンの旬な時期は、4月下旬頃〜6月頃です。
4月〜5月頃の特徴
4月〜5月に収穫されるものは糖度が高く、ジューシーで豊かな味わいが楽しめます。
果肉はオレンジ色で、しっかりとした肉質と滑らかな食感があります。食べると口の中でとろけるような甘さが広がります。
この時期に出回るプリンスメロンは特にフレッシュで美味しいため、贈答用としても人気があります。
6月頃の特徴
果実が最も甘くてジューシーになる季節です。
この時期のプリンスメロンは、味が濃厚で香りも強く、食べ頃を迎えます。
プリンスメロンの果肉の色・皮の色
プリンスメロンは網目のないノーネットメロンで、果皮がツルっとしていて白みがかった薄緑色をしています。
果肉は淡いオレンジ色~黄緑色です。
プリンスメロンの大きさや重さ
プリンスメロンは、比較的小さめなのが特徴です。サイズは500g~700gくらいのものが多いです。
形はやや楕円形をしています。
プリンスメロンの産地
プリンスメロンは、かつては北海道から九州まで全国で多く生産されていましたが、現在は生産数がかなり減っています。
職人が一つひとつ丁寧に手間暇をかけて育てられるため、生産量も限られています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(予測) | 全体割合 |
---|---|---|---|
1位 |
茨城県 |
― | ― |
2位 | 千葉県 | ― | ― |
3位 | 熊本県 | ― | ― |
4位 | 北海道 | ― | ― |
5位 | 静岡県 | ― | ― |
6位 | 宮崎県 | ― | ― |
プリンスメロンの栄養・カロリー
エネルギー |
|
---|---|
水分 | 87.9グラム |
たんぱく質 | 1.0グラム |
脂質 | 0.1グラム |
炭水化物 | 10.4グラム |
灰分 | 0.6グラム |
脂肪酸 | ― |
不飽和脂肪酸 | ― |
アイルランド | ― |
食物繊維 | 0.5グラム |
ビタミン
βカロテン | 6㎍ |
---|---|
ビタミンE | ― |
ビタミンB1 | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ナイアシン | 0.9mg |
ビタミンB6 | 0.11mg |
葉酸 | 24㎍ |
パントテン酸 | 0.16mg |
ビタミンC | 25mg |
無機質
ナトリウム | 0.5g |
---|---|
カリウム | 350mg |
カルシウム | 6mg |
マグネシウム | 12mg |
リン | 13mg |
鉄 | 0.2mg |
亜鉛 | 0.2mg |
参照:食品栄養成分データベース
メロン100gあたり
美味しいプリンスメロンの選び方・見分け方
・果皮に傷がなく、なめらかでツルツルしている
・均整の取れた丸みのある形をしている
・持ったときにずっしりと重みを感じる
・香りが強い
・ヘタ(つる)の先端が茶色っぽく枯れている
プリンスメロンの値段相場
プリンスメロンの値段相場は、季節や産地、販売店によって異なりますが、一般的には以下のような価格帯が見られます。
通常サイズ | 特選品や大玉サイズ | |
価格(1玉) | 約1,500円〜3,000円 | 3,000円〜5,000円以上 |
プリンスメロンの美味しい食べ方
切り方のポイント
プリンスメロンは比較的小さめなので、1玉を半分にカットして種を出し、そのままスプーンですくって食べてもよいでしょう。
フォークで食べる場合は1/4サイズにカットして、果肉と皮の間にナイフを入れ、果肉をひと口サイズに切ると食べやすくなります。
甘さが際立つため、果物としてそのまま食べるのはもちろん、デザートやフルーツサラダなどにもよく使われます。
プリンスメロンの食べごろは?
・花落ちの部分(お尻)がやわらかくなり、弾力がある
・香りが強くなる
・果皮の色が明るくなり、灰白色やクリーム色になる
・離層(ヘタと果実の間のひび割れ)が出て、軽くひねるだけでヘタが外れる
プリンスメロンの賞味期限は?日持ちする?
プリンスメロンの賞味期限は、常温で2~3日程度です。長持ちさせたい場合は冷蔵庫で保存しましょう。
ただし、過度に冷やすと風味が損なわれるため、野菜室など低温で保存するのが理想的です。
プリンスメロンの保存方法
保存する際は、陽が当たらない、風通しのよい室内で、20~25度くらいの場所が理想です。エアコンの冷風が直接当たるような場所も避けてください。
また、完熟したメロンは冷凍保存することもできます。冷凍する際は、皮から果肉だけをナイフで切り、一口大の大きさに切った物をラップを敷いたバットなどに並べ再度ラップを被せて冷凍します。
プリンスメロンが甘くない?まずい?追熟する方法
収穫後に香りがない場合は、冷暗所(常温)で追熟させて食べ頃にします。追熟させるには温度は20~25℃程度を目安にし、風通しが良く、直射日光が当たらない場所に置きましょう。
置き方はツルを上に向けてそのままにせず、ときどき上下左右を入れ替えるなどしてみてください。
食べ頃になったら、食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れて冷やすとより美味しくいただけます。