ハニーデューメロンとは?糖度や旬な時期と人気の産地など特徴を紹介
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ハニーデューメロンの糖度や旬な時期は?特徴を振り返って紹介します。
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ハニーデューメロンとは?由来や意味
ハニーデユーメロンは英語では【honeydew melon】と表記されます。
Honey(はちみつ)+Dew(露)という意味で、はつみつのように甘く果汁も多いことから名付けられています。
海外では主にフランスやアメリカで栽培されていて、広く一般的に食べられているメロンです。
日本ではその他、ハネジューメロン、ハネージュメロン、ハニジューメロン、ハネデユーメロン、ハニージューメロンなどとも呼ばれることがあります。
名前の呼び方が異なると違うメロンを想像してしまいますが、これらは全て【honeydew melon】のことを指しています。
ハニーデューメロンの特徴
ハニーデューメロンの特徴 | |
---|---|
品種名 | honeydew melon |
品種掛け合わせ | |
糖度 | 12度~16度 |
時期 | 1年中 |
1玉あたり重さ | 1.5kg~2.0kg |
大きさ | 直径15cm~25cm |
果肉の色 | 薄緑色または薄いオレンジ色 |
皮の特徴 | 淡黄緑色、ノーネット |
味や香り | すっきりとした甘み |
硬さや食感 | 肉厚で果汁が多くやや硬め |
ハニーデューメロンの糖度や味
ハニーデューメロンの糖度は、12度から16度と名前の通り、はちみつのような甘さが特徴です。
肉厚で果汁が多く、やや硬めの食感になっており食べ応えのあるメロンとして、日本のみならず世界中で食べられているメロンです。
ハニーデューメロンは冷蔵庫に入れて保存することで日持ちすることで知られる品種ですが、冷やしすぎると甘味が抜けていくと言われていますので注意しましょう。
ハニーデューメロンの旬な時期
7月~10月 | 11月~6月 |
収穫〜出荷まで旬な時期(アメリカ産) | 収穫〜出荷まで旬な時期(メキシコ産) |
ハニーデューメロンは主にアメリカやメキシコから輸入されるメロンですので、1年中食べることができます。7月から10月まではアメリカ産が多く、11月から6月まではメキシコ産のハニーデューメロンが多く輸入されています。
ハニーデューメロンの果肉の色・皮の色
ハニーデューメロンの果肉の色は2種類あり、薄緑色と薄いオレンジ色のものです。この色の違いはβカロテンの量の違いによって起こるもので、皮の色だけでは果肉の色はわかりません。
皮は淡い黄緑色のノーネットになり、表面はつるつるとした手触りです。
ハニーデューメロンの見た目めや重さ
ハニーデューメロンは重さが1.5kgから2.0kgになり、直径も15cmから25cmと大玉サイズのメロンです。
皮は淡黄緑色のノーネットで、表面はつるつるとしているものの、綺麗な球体ではなく表皮は多少でこぼこしている部分があります。
ノーネット系の淡黄緑色のやさしい見た目から、味が薄そうと感じる方もいるようですが、名前の通りはちみつのような甘さを楽しむことができるメロンです。
ハニーデューメロンの主な産地
順位 | 国 | 生産量(予測) | 全体割合 |
---|---|---|---|
1位 | ホンジュラス | 82.3トン | 54% |
2位 | メキシコ | - | 約23% |
3位 | アメリカ | - | 約13% |
ハニーデューメロンは乾燥した地域での生産が盛んです。日本で市場に出回るハニーデューメロンはほとんどが海外からの輸入によるもので、令和5年では約7.0トンの輸入量となっています。
ハニーデューメロンの栄養・カロリー
エネルギー |
|
---|---|
水分 |
|
たんぱく質 | 0.5g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 |
|
灰分 |
|
脂肪酸 | - |
不飽和脂肪酸 | - |
食物繊維 | 0.8g |
ビタミン
βカロテン | 32μg |
---|---|
ビタミンE | 0.3mg |
ビタミンB1 | 0.06mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ナイアシン | 0.5mg |
ビタミンB6 | 0.6mg |
葉酸 | 32μg |
パントテン酸 | 0.19mg |
ビタミンC | 18mg |
無機質
ナトリウム | 18mg |
---|---|
カリウム | 228mg |
カルシウム | 6mg |
マグネシウム | 10mg |
リン | 21mg |
鉄 | 0.2mg |
亜鉛 | 0.2mg |
参照:USDA Honeydew melon100gあたり
美味しいハニーデューメロンの選び方・見分け方
- 形が整っていて見た目よりも重みを感じる
- 全体にハリがある
- カットされている場合は果肉がみずみずしいもの
見た目よりも重みを感じ、全体にハリがあるということは水分量が多いことを表しています。水分量が多ければ、それだけ果肉がしっかりしていて甘味を持っていることが多いです。
ハニーデューメロンの値段相場
価格(1玉当たり) | 800円~ |
重さ | 1.8kg~ |
ハニーデューメロンは大玉のメロンの中では、比較的手に入れやすい価格になっています。1玉ではなく、カットされた状態で販売されていることも多いようです。
ハニーデューメロンの美味しい食べ方
切り方のポイント
- ヘタを切り落とし横半分にカットする
- メロンの種を取り除く
- さらに食べやすいサイズにカット
- 皮と果肉の間に包丁を滑らせる
- 一口大にカット
ハニーデューメロンは果肉がやや硬めの品種なので、皮と果肉の間に包丁を滑らせ、一口大にカットして食べることがおすすめです。
ハニーデューメロンの食べごろは?
- つるつるしていた皮の表面がしっとりしてくる
- ヘタの先端が茶色くなってきた
- 甘い香りがしてくる
ハニーデューメロンは完熟前はほとんど香りがしません。ほんのり甘い香りがして、皮の表面がしっとりしてきたら完熟の合図となり、食べごろです。
ハニーデューメロンの賞味期限は?日持ちする?
ハニーデューメロンは日持ちしやすいメロンとして知られています。
収穫後3日程度で食べきる必要のあるメロンもある中、状態や環境によって2週間ほど日持ちさせることができます。
ラップに包み冷蔵庫で保管しておけば、2週間から3週間の日持ちが期待できます。
ただし、ハニーデューメロンは冷やしすぎると甘味が減るとも言われていますので、保存期間には気をつけましょう。
ハニーデューメロンの保存方法
完熟前であれば、風通しが良く直射日光の当たらない場所で追熟させながら保存しましょう。
完熟後は冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットして冷蔵庫保存する場合には、必ず種を取り除いた状態でラップをかけて保存しましょう。
種部分を残したままだと、メロンが傷みやすくなってしまいますので注意が必要です。
冷凍保存する場合にも同様に、種部分を取り除いた上でしっかりラップをして保存します。
ハニーデューメロンが甘くない?まずい?追熟する方法
ハニーデューメロンはカットされて販売されているものでなければ、基本的に追熟を行う必要があるメロンです。
風通しの良い直射日光の当たらない場所で保管しておくことで追熟を行うことができます。
追熟には5日から7日かかることが多く、ときどきメロンの上下左右を入れ替えてあげると、メロンの甘味を全体に行き渡らせることができ、よりおいしく食べられます。
より早く追熟を行いたい場合には、ビニール袋にいれ密閉した状態で、風通しの良い直射日光の当たらない場所で保管しておくことをおすすめします。
メロンから発生するエチレンガスの効果により、追熟を早めることができます。
ハニーデューメロンは冬時期でも食べることができますが、その場合には夏よりも追熟に必要な時間が伸びてしまいます。
この時、追熟を早めようと直射日光のあたる場所へ置いたり、暖めたりしないよう注意してください。
メロンの傷みに繋がってしまいます。