アムスメロンとは?糖度や旬な時期と人気の産地など特徴を紹介
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アムスメロンの糖度や旬な時期は?特徴を振り返って紹介します。
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アムスメロンとは?由来や意味
園芸植物育種研究所が育成した品種で、1974年(昭和49年)に発表されました。
「アールスフェボリット×ロッキーフォード」に、さらにオランダから導入した「オーゲン」の分系を交配して育成され、花粉親がオランダ系のメロンなので、オランダの地名「アムステルダム」にちなんでアムスメロンと命名されました。
アムスメロンの特徴
アムスメロンの特徴 | |
---|---|
品種名 | アムスメロン |
品種掛け合わせ | アールスフェボリット×ロッキーフォード×オーゲン |
糖度 | 14度~16度前後 |
時期 | 6月~7月 |
1玉あたり重さ | 1㎏~1.5㎏ |
大きさ | ― |
果肉の色 | 薄い緑色 |
皮の特徴 | 果皮の緑色が他の品種よりも濃く、スイカのような濃い緑色の縦じまが特徴 |
味や香り | 糖度が高く熟したアムスメロンは甘味があって香りがよく果汁も豊富 |
硬さや食感 | 皮の近くまで果肉がやわらかくなるため可食部が多いのも特徴 |
アムスメロンの糖度や味
アムスメロンの糖度は14度~16度と比較的高い糖度を誇っています。
芳醇な香り、糖度14度~16度と高くジューシーなのが特徴です。
熟したアムスメロンはより甘味があって香りがよく果汁も豊富でおすすめです。
アムスメロンの旬な時期
5月 | 6月 | 7月 |
収穫〜出荷まで旬な時期 |
アムスメロンの旬な時期は5月下旬~7月です。
5月~6月頃の特徴
5月下旬から収穫され始めます。
6月になると収穫量も増え糖度の高いアムスメロンが出荷されます。糖度も高く美味しいのでお中元におすすめです。
7月頃の特徴
徐々に収穫量も落ち着き市場に出回らなくなります。
最近では生産者の少なくなり出荷期間も短い為「幻のメロン」とも呼ばれています。
アムスメロンの果肉の色・皮の色
アムスメロンは、果皮の緑色が他の品種よりも濃く、スイカのような濃い緑色の縦じまが特徴です。
果肉は薄い緑色で、皮が薄く、果肉・果汁ともに豊富で食べ応えがあるのが味わいです。
アムスメロン見ためや重さ
スイカのような濃い緑色の縦じまが特徴です。
ほかのネットメロンと比べて果皮の緑色が少し濃く、網目模様がやや粗めで大きな特徴は、濃い緑色の縦ライン(条溝)が果皮に入ることです。
この縦じま模様があることで、ほかのメロンとの区別がすぐにつきます。
アムスメロンの主な産地
順位 | 都道府県 | 収穫量(予測) | 全体割合 |
---|---|---|---|
1位 | 千葉県 | 192t | 83% |
2位 | 茨城県 | 23.1t | 10% |
3位 | 長崎県 | 14.9t | 6% |
4位 | 熊本県 | 0.5t | 0.8% |
5位 | 愛知県 | 0.06t | 0.2% |
アムスメロンの栄養・カロリー
エネルギー |
|
---|---|
水分 | ― |
たんぱく質 | ― |
脂質 | ― |
炭水化物 | ― |
灰分 | ― |
脂肪酸 | ― |
不飽和脂肪酸 | ― |
アイルランド | ― |
食物繊維 | ― |
ビタミン
βカロテン | ― |
---|---|
ビタミンE | ― |
ビタミンB1 | ― |
ビタミンB2 | ― |
グルタミン酸 | ― |
ビタミンB6 | ― |
葉酸 | ― |
アスバラキン酸 | ― |
ビタミンC | ― |
無機質
食物繊維 | ― |
---|---|
カリウム |
―
|
マグネシウム | ― |
リン | ― |
鉄 | ― |
亜鉛 | ― |
参照:文部科学省「食品データベース」
メロン100gあたり
美味しいアムスメロンの選び方・見分け方
見た目
アムスメロンはネット模様がやや粗めの品種ですが、なるべく網目が細かいものがおすすめです。
重さ・弾力
持ったときに重量感のあるものを選びましょう。
また、お尻をやさしく押して弾力を感じるものは食べ頃になっています。全体にやわらかさを感じるものは熟し過ぎの可能性があるので避けたほうがよいでしょう。
アムスメロンの美味しい食べ方
切り方のポイント
- メロンのヘタを切り落とし、縦半分に切り分けます。
- メロンの種を取り除き、さらに半分にカットして8等分します。
- このままスプーンですくって食べてもOK
- ここでひと手間、皮と果肉の間に包丁を滑らせます。
- 食べやすく一口大にカットして出来上がり。
アムスメロンの食べごろは?
一般的にメロンの食べ頃は収穫から3~7日目といわれます。
その中でも、メロンは収穫したては本当の美味しさを感じることが出来ません。
追熟をすることでメロンは芳醇さが加わるため、驚きの濃厚な味わいを楽しむことが出来ます。
その他にも見極め方があるので紹介します。
- 収穫してから夏場で 5~7 日、冬場で 8~10 日が目安(お手元に届きましたら 20~25℃ で保管、メロンの果皮が青緑色からうす黄色になって香りが強くなったら、一番の食べ頃です。)
- 追熟される(色:黄色っぽくなってくる。青みがぬける。匂い:甘い香りが漂ってくる。強い甘い香り。柔かさ:メロンの下の方、お尻の部分が軟らかく)
- 食べる前に 5~8 ℃の冷蔵庫で 3~5 時間冷やす
アムスメロンの賞味期限は?日持ちする?
メロンは、包丁で切り分ける前と切り分けたあとで賞味期限が変わります。
- 常温で保存して完熟させるときの賞味期限は5〜7日
- 包丁でカットしたあとは冷蔵保存で2〜3日
メロンは、完熟してからできるだけ早く食べきることが大切です。できればその日のうちに食べきりましょう。
アムスメロンの保存方法
追熟中の場合
冷蔵庫には入れずに常温保存してください。
直射日光を避けて、風通しのよい場所で保存しましょう。
完熟した場合
完熟したメロンは冷蔵庫の野菜室で保存して食べごろの状態をキープできます。2~3日以内に食べ切ってください。
カットしたものは種を出し、ラップでしっかり包んで冷蔵保存してください。
アムスメロンが甘くない?まずい?追熟する方法
メロンは収穫間もないものは、美味しい香りもなく、青臭さが残って食べられません。
収穫後時間がたつにつれ、青臭みから追熟して、だんだんメロン本来の甘い香りが立ってきます。
追熟ポイント
- 常温20~25℃位(冷蔵庫には入れない)で追熟する
- 日があららない場所に置く。(よく見えるところで香りには注意してください)
- 目安は収穫から1週間ほど(メロンにより個体差がある)を目途に