みかんが甘くない?酸っぱい!シロップ漬けや食べ方のアレンジ法を紹介!
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「みかん」と呼ばれる柑橘類で一般的に市場に出ている品種は「温州みかん」が圧倒的に多いです。
その温州みかんには収穫時期により、極早生みかん、早生みかん、中生みかんの種類に分けられます。また、収穫時期によって味わいが違います。
はじめに軽く種類別の違いを紹介します。
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みかんの種類や特徴を知ろう
- 極早生みかん:9月ごろから市場に出回り始めます。収穫初期は酸味があるので爽やかな味わい。10月下旬頃になると徐々に酸味が甘味に変わっていきます。
- 早生みかん:11月上旬頃に市場に出回り始めます。一番消費量が多く、食感が良いのが早生みかんです。お歳暮としても利用させることが多いです。
- 中生みかん:11月下旬から市場に出回り始めます。一番糖度の高いみかんです。甘いみかんが好きな方におススメです。
このように、極早生みかん、早生みかん、中生みかんそれぞれ味わいが異なります。
今回は、こちらのどの種類でも対応できる甘くない酸っぱいみかんに当ってしまった時のアレンジ料理や大量消費のレシピ、甘くする方法などを紹介していきます!!
みかんが甘くない・酸っぱい理由
まずみかんが甘くない・酸っぱい原因は何個かあります。
- 糖度が低い
- 日当たり、水はけ
- クエン酸が多い
- 収穫時期が早く熟されていない
糖度が低い
果物には糖度があります。やはり糖度が低いものは甘くなかったり、酸っぱさを感じることが多いです。
みかんの糖度は平均10度~12度。10度以下だと酸味が多くなり味自体も薄く感じてしまうことが多いです。
なので、みかんを購入する際お店によってではありますが、糖度が記載されてりる場合があるので糖度の高いみかんを購入されると良いと思います。
日当たり、水はけ
甘く酸っぱくないみかんを作るには、栽培中に日当たりと水分調節がとても重要になります。
みかんは日当たり良好で平均温度が15度以上である温暖な地域での栽培が好まれます。
また、栽培がされている場所の多くは山の斜面で水はけがいい場所が多いです。しかし、水はけの悪い場所で栽培を行っているとみかんに余分な水分が入りすぎてしまうと甘くない酸っぱいみかんができてしまいます。
クエン酸が多い
酸っぱい理由として、クエン酸があげられます。
このクエン酸が多く含まれているみかんが酸っぱいと感じるので、クエン酸を減らしてあげればみかんは甘くなります。
クエン酸を減らす方法
- 温めて甘くする(レンジでチンする、お湯につける、など)
- 刺激を与え甘くする(手で揉む、袋に入れて振り回す、など)
- 保存方法で甘くする(りんごと一緒に保存する)
収穫時期が早く熟されていない
収穫時期が早すぎてしまうと熟成されていない場合があります。
その場合は追熟されると良いです。常温で風通しのいい場所に1週間ほど様子を見ながら置いてください。みかんに弾力がでたら完成です。
みかんが酸っぱい時のおすすめな食べ方・レシピ
みかんが酸っぱくて食べれない時や大量に消費したい時のアレンジレシピもあるので紹介します。
- みかんスイーツ
- みかんジャム
- 生搾りのジュース
- みかんのシロップづけ
- みかんドレッシング
- みかんのサラダ
みかんの酸っぱさに合うスイーツ
みかんのパウンドケーキ
程よい酸味であっさりとした味わいのケーキです。ホットケーキミックスで簡単に作れるのでおススメです!
◎材料
- ホットケーキミックス:150g
- 卵:2個
- みかん(Ⅿ):3個
- グラニュー糖:20g
- バター:50g
- レモン汁:3㏄
- オリーブオイル:30㏄
- グラニュー糖(上にかける分):小さじ1くらい
◎準備
- オーブンを180度まで予熱
- 卵を常温にしておく(使う30分前に冷蔵庫から出しておく)
- バターを600wで30秒チンして溶かしバターにしておく
◎作り方
- みかん2個を皮を剥いて半分に割る
- 半分に割ったみかんを横に三等分に切る
- ①みかんとグラニュー糖を耐熱ボウルにいれ、ラップをして600wで1分間チンする
- 残りのみかんは皮を剥いて1房ずつバラバラにする
- ①ができあがったら、いったん混ぜてもう一度チンをしてできたらみかんを潰しながら混ぜて、レモン汁をいれ軽く混ぜる
- 別のボウルに卵を入れしっかりと混ぜたら、溶かしておいたバター、チンした際にできたみかんの汁を入れて混ぜ合わせる
- 混ぜ合わせたら、オリーブオイルを入れる
- しっかり混ざったら、ホットケーキミックスを入れて粉っぽさが無くなるまで混ぜる
- できたらチンしたみかんを加えるざっくり混ぜる
- 型に生地を入れ最後バラバラにしたみかんを上にのせる
- 予熱しておいたオーブンで、180度で40分焼いていく
- 串をさして焼き加減を確認して、焼けていたら完成(生っぽかったら5分ずつ追加で焼いていく)
みかん飴
甘くなくなってしまったみかんを美味しく食べれます!簡単な調理なのでお子さんと一緒に作るのにもおススメです。
◎材料(8本分)
- みかん:4個
- 砂糖:100g
- 水:大さじ3
◎作り方
- 鍋に熱湯を沸かし、みかんを皮ごと入れて1分茹でます
- ①みかんを冷水に取り出し、皮を剥いて1房ずつにして竹串に刺します
- フライパンに砂糖、水を入れて中火にかけ、薄いキツネ色になるまで煮詰めます
- 火を止めて、①のみかんにあめを絡ませ固まったら完成です
みかんジャムで大量消費もできる
みかんジャム
こちらも簡単に材料2つで作れるジャムの紹介です。大量に消費したい方におススメです!パンにつけたりヨーグルトにのせたりして食べれます!!
◎材料
- みかん:5個
- 砂糖:70g
◎作り方
- みかんの皮も剥いてミキサー等で細かくする
- 大きめの耐熱容器に、細かくしたみかんと砂糖を入れて混ぜる
- ラップ無しで、600wで10分加熱
- 灰汁が出ていたら取り除いて、再び600wで10分加熱
- 仕上がったらさっと混ぜて冷蔵庫で冷やしたら完成
※冷蔵保存:期限7日 冷凍保存:期限14日を目安にお食べください
生搾りのジュース
酸っぱくて食べれない時や大量に消費したいときのおススメレシピです。簡単に大量に消費できて、大人から子供まで味わえます!!
◎材料(グラス2杯分)
- みかん:8個
- ハチミツ:大さじ1
◎作り方
- みかんの皮を剥き大きなスジを取る
- みかんとハチミツをミキサーにかける
- 濾したら完成
みかんのシロップづけ
みかんの缶詰風「みかんシロップ」
酸っぱくてそのまま食べるのが難しい場合はシロップづけがおススメです。シロップにつけることでとっても甘くなります!そのまま食べるのはもちろん、ゼリーとして食べることもできます!!
◎材料(2人~3人)
- みかん:4個
- 重曹:小さじ2杯
- 水:1L
シロップ
- レモン汁:小さじ1杯
- 砂糖:80g
- 水:160㏄
◎作り方
- みかんの皮を剥く(それぞれ1粒ずつにして白いスジは取り除く)
- 鍋に水を入れて沸いたらみかんと重曹を加えます
- ①弱火で4分~7分程度煮ます。薄皮が浮いてきたら冷水に取り出し、手で優しく薄皮を剥いていきます
- ②鍋に水、砂糖を入れ沸騰させ、火を止めてレモン汁を入れる
- 清潔な保存容器に①を入れて②を注ぎいれ冷蔵庫で半日以上漬けたら完成
※2.3日を目安に早めに食べてください
みかんドレッシング
ぶんぶんチョッパーを使った簡単で美味しいドレッシングです!酸っぱいみかんの酸味とサラダとよくあいます。色も鮮やかなので食卓が華やかにもなります!
◎材料(4人分)
- みかん:1個
- 玉ねぎ:30g
- 酢:大さじ2
- オリーブオイル:大さじ3
- 砂糖:小さじ2
- 塩:小さじ1/4
◎作り方
- みかんの皮を剥く(1粒ずつにする)
- 玉ねぎを2cm角に切る
- みかん、玉ねぎ、調味料全てをぶんぶんチョッパーに入れて、30回回したら完成
みかんのサラダ
人参とみかんの甘いサラダ
1品で血液がサラサラになるかもしれないとても健康的なレシピです。
糖尿病やガンの予防もできます!!
◎材料(2人分)
- 人参:1/2
- みかん:50g
- 新玉ねぎ:40g
- レーズン:15g
- レモン汁:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
◎作り方
- 玉ねぎを薄切り、人参は千切りに切ります
- 切った玉ねぎと人参をボウルに入れ、レーズンと搾ったみかんの果汁を入れ混ぜます
- レモン汁を入れさらに混ぜる
- 最後に塩を入れ混ぜ合わせたら完成
酸っぱいみかんを甘くする食べ方
みかんは色んな所で購入でき、日本で最も食べられている柑橘類はみかんです。
しかし、いざ買って食べれみると「酸っぱい」みかんにあたってしまったことはありませんか?そんな時に手軽にでき即効性のある方法で、みかんを甘くする裏技を紹介します。
- 保存する
- 焼きみかんにする
- お湯につける
- 揉む
保存する
確実に甘くしたいのであれば、少し時間をかけて保存するのが一番です。
みかんは収穫してからも味わいが変わります。しばらく保存することで酸味が徐々に抜けていき甘味が増していきます。収穫したては数日で甘くなり、それ以外は1週間~2週間で甘くなります。
ただ保存するだけだとカビが生えてしまう場合があります。なので何点か注意点があります。
- 通気性のいい入れ物に入れる
- 風通しのいい場所
- なるべく重ならないように置く
- 冷暗所に置く
焼きみかんにする
みかんにはクエン酸が多く含まれており、そのクエン酸が多すぎることが酸っぱい原因となります。焼きみかんにすることでクエン酸が分解され酸味が取れて甘味が増します。
焼き加減としては、皮に焦げ目が付くくらいがおススメです!
お湯につける
みかんは温めると甘くなるので、焼きみかんが苦手な方におススメです。
40度のお湯に10分つけると僅かですが甘くなります。
揉む
手で揉むと甘くなるとよく聞きますが、甘くするには50回程度揉まないと効果が感じられないようです。
また、揉んですぐ食べるより1日置いた方が甘くなるそうです。
みかんは追熟する?
追熟とは?
果実をいったん樹から切り離し食べごろまで待つことを「追熟」と言います。
みかんの追熟させるとどうなるのか?
収穫後一定の期間経過したほど甘味も増え食べごろになります。
追熟すると中の水分が次第に抜けていき味が凝縮し始め、酸味は分解されて甘味が増してきます。
ただ、追熟させすぎると酸味がなくなりみかん特有の爽やかさがなくなってしまうので気をつけてください。
出典:https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~ioku/foodsite/tcuijuku.htm
追熟方法は?
みかんを追熟させる方法はとても簡単で、常温で放置するだけです。
ただ注意点があります。
- 15度~19度の場所
- 適度に湿度がある場所
- 寒暖差の少ない場所
温度変化が多きすぎると追熟前に腐ったり痛んだりしてしまいます。
この注意点に注意し、2週間程度放置していると徐々に甘くなり、香りが強くなり果実に弾力が出てきたら追熟できた合図です!!
また2週間待てない人は、りんごを一緒に置いておくと早く追熟してくれますよ!
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