コレクション: 八興錦(福島県)の特徴は?旬の時期は?品種の特徴や食べ方も紹介

八興錦(福島)の旬な時期はいつ?食べ頃は?


6月上旬

6月中旬

6月下旬

八興錦

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6月中旬のさくらんぼは、八興錦を含め多くの品種が収穫されます。

八興錦は糖度が14~18度とばらつきがありますが、色の濃いめのものは甘味と酸味のバランスがよく食味は良好です。

ただし、産地などによって収穫時期がズレるため、それにより味わいが異なる場合があります。

福島県の八興錦は、糖度が高く果汁も多いためジューシーな味わいが特徴です。


八興錦(福島)の品種の特徴は?歴史や由来も紹介

八興錦(福島)の特徴

読み方

はっこうにしき

品種名

八興錦

糖度

18度程度

時期

6月中旬

1粒あたりの重さ

7g程度

1kgあたりの玉数

品種の掛け合わせ

佐藤錦×ジャボレー

主な産地

福島県

八興錦は、山形県河北町で誕生しました。この品種は、佐藤錦とジャボレーという親品種をもとに、今田興一郎氏によって交配されました。品種登録されたのは1991年と、比較的新しいさくらんぼです。








八興錦(福島)は甘い?糖度や味の特徴

 

八興錦(福島)の味のイメージ

甘味★3

酸味★1

果汁★4

香り★2

八興錦は、甘味と酸味のバランスが良く食味がよいとされています。

しかし、糖度に若干のばらつきが見られ、14度から18度程度と幅広い数値が報告されています。

果実の色が濃く、しっかり色づいたものは甘味がより強く感じられるため選ぶ際の基準にするとよいでしょう。

八興錦(福島)の見分け方は?大きさや種の特徴

八興錦は、6〜8g程度の大きさでハート形をしています。さくらんぼの果肉には種があるので、種を取り除いて果肉の部分だけをお召し上がりください。

八興錦(福島)の選び方のコツ 

おいしいさくらんぼの選び方として、以下の3つのポイントに注目しましょう。

  1. 色が濃くツヤがあるもの
  2. 果肉にひび割れがなく大粒で形の整ったもの
  3. 甘くフルーティーな匂いがするもの

選ぶ際の注意点としては、さくらんぼの実に青みが残っているものは避けるようにすることが大切です。


八興錦(福島)の切り方

さくらんぼの切り方は、以下の3つの手順で行いましょう。


  1. 果肉が傷つかないように、まず茎の部分を取り除きます。
  2. 果皮の切れ目に包丁を入れ、果肉を割るようにして切り離します。
  3. 種があるため、包丁の底を使って種をくり抜きます。




八興錦(福島)のおすすめの食べ方

さくらんぼは、お菓子作りにも使用できる果物です。単にトッピングにするだけでなく加熱調理などにも利用することができます。


  1. さくらんぼのシャーベット

【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、水


  1. すべての材料をボウルに入れ、600Wのレンジで1分30秒加熱します。
  2. 加熱したものをジップロックに移し、冷凍庫で十分に凍らせたら取り出し手でほぐします。
  3. 最後にグラスに盛り付けたらできあがり。

さくらんぼシャーベットの爽やかな味わいをお楽しみください。


  1. さくらんぼのシロップ漬け

【材料】:さくらんぼ、砂糖、レモン汁、水


  1. さくらんぼを塩水で消毒したら、サッと水洗いします。
  2. 鍋に水と砂糖を入れ煮詰めシロップを作ります。
  3. 粗熱が取れたらレモン汁を加え、瓶にさくらんぼとシロップを流し込み冷蔵庫で保存します。

1年ほど日持ちするのでさくらんぼの消費に困った際には、ぜひ試してみてください。


  1. さくらんぼの甘酒ケーキ

【材料】:冷凍さくらんぼ、甘酒、オートミール、アーモンドパウダー、豆乳、レモン汁、メープルシロップ、ベーキングパウダー


  1. オーブンを170℃に予熱し、お好みの型にベーキングペーパーを敷いておきます。
  2. ボウルにオートミール、アーモンドパウダー、ベーキングパウダーを入れ、軽く混ぜたら、残りの材料も加えて混ぜ合わせます。
  3. 型に流し込み、冷凍しておいたさくらんぼをのせます。
  4. オーブンに入れて約30分焼いたら、型ごと冷まして完成です。


八興錦(福島)の食べ頃や追熟の目安は?

福島県で栽培されたさくらんぼの八興錦は、6月中旬が一番おいしくおすすめです。さくらんぼは追熟しないため、収穫後すぐに食べ頃を迎えます。八興錦を選ぶ際には、色が濃い赤色でツヤがあるものを選ぶのがポイントです。

八興錦(福島)の保存方法は?

さくらんぼの保存方法については、以下のポイントに注意しましょう。


常温保存のポイント

さくらんぼを常温で保存する場合は、新聞紙やペーパータオルで包み、風通しが良く、日光が当たらない場所で保存します。また、保存期間は約2〜3日が目安となります。


冷蔵保存のポイント

さくらんぼを冷蔵庫で保存する場合、新聞紙やペーパータオルで包み、保存用のビニール袋などに入れて空気を抜いてから保存します。


ただし、長時間冷やしすぎると果肉が硬くなるため、湿度や温度の高い野菜室で保存しましょう。保存期間が長くなる場合は、ビニール袋に穴を開けて通気を良くするのがポイントです。また、保存期間は約2〜3日が目安となります。


冷凍保存のポイント

さくらんぼを冷凍保存する場合、種を取り除き、一口大に切り、保存用のビニール袋などに入れて空気を抜いてから保存します。


保存期間は約1か月程度と長いため、袋に日付を記入するとよいでしょう。


さくらんぼは完全に解凍すると食感が悪くなるため、解凍する際は、常温で3分ほど置いてからお召し上がりください。


八興錦(福島)の賞味期限の目安は? 

さくらんぼの賞味期限は、常温、冷蔵保存で2〜3日、冷凍保存で1か月が目安とされています。


さくらんぼは傷みが早く、傷むことで味や香りが損なわれてしまうため長期保存はなるべく避けてください。



八興錦(福島)の成分・栄養素


栄養素

100gあたりの含有量

エネルギー

64kcal

たんぱく質

1.0g

脂質

0.2 g

炭水化物

15.2g

食物繊維

1.2 g

ビタミンC

10mg

カリウム

210 mg

カルシウム

13 mg

0.3 mg

マグネシウム

6mg

葉酸

0.038mg

パントテン酸

0.24mg

灰分

0.5g

αカロテン

0.013mg

鉄分

0.3mg

さくらんぼには、カリウムや鉄などのミネラル成分や、葉酸やビタミンCなどのビタミン類などの栄養成分が多く含まれていることが特徴です。



八興錦(福島)の効果・効能について

さくらんぼに多く含まれている鉄分は、貧血の予防や脳機能の改善に効くとされています。

その他、ビタミンCなどのビタミン類には、肌の健康や免疫力向上の効果にも役立つとされています。


八興錦(福島)の産地や生産量は?

八興錦は山形県で誕生しましたが生産量は多くないため、あまり目立っていないさくらんぼです。

トドクヨで販売している八興錦は、福島県で栽培されたものですが、甘みがあり果汁が豊富、酸味は少なく食べやすいさくらんぼです。


八興錦(福島)の値段・価格相場

トドクヨで販売している八興錦の値段は以下のとおりです。


品種

グラム数

価格

八興錦

1パック(280g)

3,200円

2パック(560g)

5,400円

4パック(1120g)

9,700円




さくらんぼは収穫期が短く、手摘みで収穫しなければならないため、収穫作業に多くの労力が必要です。


また、栽培に適した地域が限られており、天候にも左右されるため生産量が変動します。

そのため、市場に流通する量が少なく、価格が高くなる傾向があります。


しかし、スーパーで販売されているさくらんぼは、外観に問題があるものが売られていることなどから価格が安くなる傾向があります。

八興錦(福島)の特徴まとめ!おすすめできる人はこんな人

八興錦の特徴をまとめると以下のとおりです。


  • 黄色の地に紅色の果皮
  • 肉質はやわらかめ
  • 甘味と酸味のバランスがよい


八興錦をおすすめできる人は、以下のとおりです。


  • ジューシーなさくらんぼを味わいたい人
  • ビタミンなどの栄養素を摂りたい人
  • さまざまな料理に使いたい人

さくらんぼは、他の果物に比べて栽培に人手を必要とするため、手間暇がかかっています。八興錦は他の品種と比べて、甘味と酸味のバランスが良く、あっさりとした口当たりで肉厚の果肉が特徴です。ぜひ一度食べてみてくださいね。