はるみみかんとは?品種や味の特徴と人気な産地も紹介!

はるみみかんとはどんなみかん?品種の特徴や味についてご紹介します!

はるみみかんとは?品種の特徴を紹介 

はるみみかんの基本情報

読み方 はるみ
別名 はるみ
品種名 はるみ
掛け合わせ 清見×ポンカン
糖度 13〜15度程度
旬な時期 2月上旬〜2月下旬
1玉あたりの重さ 180~200g程度
1kgあたりの玉数 5〜6玉程度
あり(少ない)
扁球形
皮の剥きやすさ 薄く柔らかいので手で剥ける

参照:https://www.naro.go.jp/collab/breed/0400/0405/001301.html

 

はるみみかんの由来・歴史

元々はインドの柑橘類でした。そこから中国・台湾と経て明治29年に鹿児島に来たのが初めてです。

清見とポンカンの掛け合わせて不知火(デコポン)と兄弟のような品種です。

そのため、はるみも不知火のようにデコ(でっぱり)が出てくる個体もあります。

1996年に正式に「はるみ」と命名され、みかん農林12号として登録された品種です。 

名前の由来は冬が終わり春をイメージさせる味と香りにちなんで「はるみ」と名付けられたそうです。

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はるみみかんの成分や栄養素の特徴

 はるみみかんには、βクリプトキサンチンやビタミンCが多く含まれます。

下記の表は、いよかんのさじょう100gに含まれる成分量です。

エネルギー
53kcal
水分
86.5g
たんぱく質 0.9g
脂質 0.1g
炭水化物
12.3g
灰分
0.3g
飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸
コレステロール 0g
食物繊維 0.8g

ビタミン

βカロテン 130㎍
ビタミンE 0.3mg
ビタミンB1 0.11mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 0.2mg
ビタミンB6 0.05mg
葉酸 21㎍
パントテン酸 0.21mg
ビタミンC 40mg

無機質

ナトリウム 0mg
カリウム
170 mg
カルシウム 9mg
マグネシウム 10mg
リン 16mg
0.1mg
亜鉛
0.1mg

参照:食品栄養成分データベース

 

はるみの栄養素による効果・効能

はるみに入っている栄養素の効果や作用を表にまとめました。

ビタミンC
  • 毛細血管や歯を健康に保つ働き
  • 皮膚のメラミン色素生成を抑える働き
  • 風邪といった病気に対する抵抗力を強める働き
クエン酸
  • 疲労回復効果
  • 新陳代謝の促進
  • 美肌作用
βクリプトキサンチン
  • 骨粗しょう症リスク軽減
  • 2型糖尿病リスク軽減
  • 肝機能障害リスク軽減
ポリフェノール
  • 抗酸化作用や活性酸素の除去など美容効果
リモネン
  • リラックス効果
  • 抗がん作用

 上記で書いてあるように、いよかんにはビタミンCやクエン酸を豊富に含んでいるので、風邪予防、疲労回復、血をきれいにするなどの働きがあります。 

特にβクリプトキサンチンが多く生活習慣病に対しても効果的です。

 

はるみみかんの味・糖度・甘さの特徴

はるみの味のイメージ
  甘味     5   ★★★★★   
  酸味   3 ★★★
  果汁   4  ★★★★
  香り   4 ★★★★
  粒感   5 ★★★★★

こちらの表は味のイメージです。

はるみみかんは糖度が高く果汁がたっぷりな味わいが特徴的。 

親のポンカン系統の爽やかな味わいがありますがポンカンより濃厚です。

甘ったるいだけではなく、ほのかな酸味もありバランスも良く人気も高いです。

はるみの糖度は15度近くまで上がりかなりの高糖度です。

 

はるみみかんの食感について

写真を見てもわかるように果肉一粒一粒が大きくできています。

プチプチっとした食感がとても珍しく特徴的な品種です。

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はるみみかんの形や大きさ・重さの特徴

はるみみかんは180〜200g前後で大きさも通常みかんと比べると少し大きめ。

また、形はまるっとした形が特徴的です。

はるみみかんとみかんの大きさ・重さを比べてみました 

温州みかんは平均的には100~120g程度が平均的ですが、それと比べると平均的には少し大きめなものが多いです。

 

はるみみかんの皮の特徴は?剥きやすい?

はるみみかんの外皮柔らかく薄いので手で剥く事ができます。

一般的な温州みかんと同じような外皮です。

内皮(じょうのう)も薄いので、剥かないでそのまま食べる事ができます。

また、スマイルカットにしても問題なく食べる事ができます。

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はるみみかんの種の特徴は?

はるみみかんには基本的に種がありますが少ないです。

上記で説明している通り、内皮(さじょう)ごと召し上がれますが、種が入っている場合もあるのでご注意くださいね。

 

はるみみかんは何の品種の掛け合わせ?

はるみみかんは、清見とポンカンの掛け合わせで不知火(デコポン)と兄弟のような品種です。 

はるみみかんの種類別の特徴

  はるみみかん 温州みかん 不知火(デコポン) はっさく ポンカン 甘夏
 
糖度 13〜15度前後 11〜12度程度(品種による) 13度前後 12〜13度前後 13度以上 10〜11度
時期 2月上旬〜2月下旬 10月頃〜3月下旬 2月上旬〜4月下旬
1月中旬〜4月下旬
12月下旬〜1月下旬
4月〜5月
サイズ1玉 180g~
200g
100g~120g 200g~280g 300g~400g 100g~180g 300g~400g
薄く柔らかいので手で剥ける ・簡単に手で剥ける
・内皮ばそのまま食べられる
・ヘタの周りの「デコ」部分
から剥けば手で剥ける。
・内皮ばそのまま食べられる
・外皮は硬く剥きにくい
・内袋の同様剥きにくい
・手で簡単に剥ける
・外皮を剥けばそのまま食べれます
・包丁で切るのがおすすめ
・内袋も剥いて果実だけ お食べください
種ありだが少ない 種無し 種なし 種ありだが少ない 種あり 種あり
扁球形 扁平形 扁球形 扁球形 扁球形 扁球形
甘くほのかな酸味のバランスが良い 甘い 甘みが強く、ほどよい酸味があり濃厚

甘酸適和した爽やかな風味
甘さと酸味と苦味のバランスが良い

酸味は少なく甘みが強い 甘さと酸味のバランスがよく
ほろ苦さもある。
品種 清見×ポンカン なし 清見×ポンカンの交配種 文旦の雑種 なし 夏みかんの枝変わり

はるみみかんは2月頃が旬で一番美味しい食べ頃です。

外皮も薄く柔らかいので手でも向けますし、内皮(さじょう)も薄いのでそのまま食べられるので人気を集めています。

また、糖度が高くほのかな酸味でバランスがよく、プチプチっとした果肉の食感が楽しい品種です。

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はるみみかんの産地の特徴

はるみみかんの生産量は広島県が30%と生産量NO1の県です。

その次に愛媛県が27%となっており、広島と愛媛県で全体の約6割を占めています。

  産地 全国シェア 生産量
1位 広島県 30.7% 1,692t
2位 愛媛県 27.24% 1,533t
3位
和歌山県
15.24% 858t
4位
静岡県
13.84% 779t
5位 愛知県 4.32% 243t
6位 大分県 1.75% 98,6t
7位 宮崎県 1.66% 93.2t
8位 香川県 1.35% 76t
9位 福岡県 1.22% 68.9t
10位 三重県 1.16% 65t

トドクヨでは、広島県の大崎上島産、愛媛県の中島産それぞれのはるみのお取り扱いがあります。

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