キスミーとは?糖度や旬な時期と人気の産地など特徴を紹介
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キスミーの糖度や旬な時期は?特徴を振り返って紹介します。
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キスミーとは?由来や意味
キスミーは1995年に埼玉県にある埼玉原種育成会が、【ローラン×ふかみどり】×【アンデス×夏系アールス】の交配によって誕生させたメロンです。
名前の由来そのものは公式に発表されていませんが、埼玉原種育成会にはラブミーという名前のメロンもありますので、そのまま【kiss me】という英語が元になっているのではないかと考えられています。
キスミーの特徴
キスミーの特徴 | |
---|---|
品種名 | キスミーメロン |
品種掛け合わせ | 【ローラン×ふかみどり】×【アンデス×夏系アールス】 |
糖度 | 20度程度 |
時期 | 6月下旬~8月上旬 |
1玉あたり重さ | 1.0kg前後 |
大きさ | 直径12cmから作柄により多様 |
果肉の色 | 薄緑色、青肉 |
皮の特徴 | 薄緑色、細かくしっかりしたネット |
味や香り | すっきりとした甘み |
硬さや食感 | 実崩れにしくく、なめらかな食感 |
キスミーの糖度や味
品種により違いはあるものの、一般的に糖度は12度から16度程度のものが多い中でキスミーの平均的な糖度は20度です。
等級の設けられているメロンでは糖度18度以上が最も等級が高く、全体の数パーセントしか収穫することができないと言われていることも珍しくありません。
もちろん品種により違いはありますが、キスミーの20度と言う糖度がどれだけ高いものなのかが分かるでしょう。
キスミーは、糖度が高いもののすっきりとした爽快な甘さが特徴のメロンです。
香りはそれほど強い品種ではなく、なめらかな食感でありながら、実崩れしにくいのもキスミーならではの特徴になっています。
キスミーの旬な時期
6月下旬 | 7月 | 8月上旬 |
収穫〜出荷まで旬な時期 | 収穫〜出荷まで旬な時期で最も出荷量が多い | 収穫〜出荷まで旬な時期 |
キスミーは6月下旬から8月上旬まで楽しむことができる品種です。
7月が最も出荷量の多い時期です。
キスミーの果肉の色・皮の色
キスミーメロンの果肉の色は薄緑色をしています。
皮の色も果肉と同じくメロンらしい薄緑色をしていて、細かくしっかりとした網目模様が入っています。
キスミーの見た目めや重さ
キスミーは約1.0kgの重さから、作柄によって多様なサイズ感になることで知られています。
そのため直径も約12cmから18cm程のものまで、サイズはバラバラです。
やや縦長の楕円形の球状になっています。
キスミーの主な産地
順位 | 生産地 | 生産量(予測) | 全体割合 |
---|---|---|---|
1位 | 茨城県 | - | - |
2位 | 山形県 | - | - |
3位 | 愛知県 | - | - |
キスミーは山形県では、【庄内砂丘メロン】や【庄内キスロマン】などというブランド名で販売されています。
キスミーの栄養・カロリー
エネルギー |
|
---|---|
水分 |
|
たんぱく質 | 0.5g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 |
|
灰分 |
|
脂肪酸 | - |
不飽和脂肪酸 | - |
食物繊維 | 0.8g |
ビタミン
βカロテン | 32μg |
---|---|
ビタミンE | 0.3mg |
ビタミンB1 | 0.06mg |
ビタミンB2 | 0.02mg |
ナイアシン | 0.5mg |
ビタミンB6 | 0.6mg |
葉酸 | 32μg |
パントテン酸 | 0.19mg |
ビタミンC | 18mg |
無機質
ナトリウム | 18mg |
---|---|
カリウム | 228mg |
カルシウム | 6mg |
マグネシウム | 10mg |
リン | 21mg |
鉄 | 0.2mg |
亜鉛 | 0.2mg |
参照:日本食品標準成分表 生メロン100gあたり
美味しいキスミーの選び方・見分け方
- 見た目よりも重みを感じる
- 全体にハリがある
- 網目ができるだけ細かいもの
見た目よりも重みを感じ、全体にハリがあるということは水分量が多く甘みがあることを表しています。
キスミーの値段相場
キスミーメロン | 庄内砂丘キスロマン | |
価格(1玉当たり) | 1,350円~ | 1,500円~ |
重さ | 1.5kg~ | 1.5kg~ |
キスミーメロンは糖度が高いメロンの中では、比較的購入しやすい価格帯になっています。
キスミーの美味しい食べ方
切り方のポイント
- ヘタを切り落とし横半分にカットする
- メロンの種を取り除く
- さらに食べやすいサイズにカット
- 皮と果肉の間に包丁を滑らせる
- 一口大にカット
キスミーメロンは、果肉が崩れにくい品種ですので、皮と果肉の間に包丁を滑らせ、一口大にカットして食べることがおすすめです。
キスミーの食べごろは?
- メロンに花を近づけるとかすかに甘い香りが漂ってくる
- お尻の部分を押すと弾力がある
キスミーは香りの強い品種ではありませんので、食べごろ時期でもカット前にはそれほど強い香りがするわけではありませんので注意しましょう。
カット前でも強い香りがするまで待ってしまうと、熟れ過ぎてしまい、味も食感も落ちてしまいます。
キスミーの賞味期限は?日持ちする?
キスミーメロンは追熟が必要なメロンですので、食べごろになるまで収穫から7日から5日は日持ちします。
完熟後は冷蔵庫に保管するようにしましょう。
食べごろの目安は鼻を近づけるとほんのり甘い香りがあり、お尻部分を押すと弾力を感じる状態です。
キスミーの保存方法
完熟前であれば、風通しが良く直射日光の当たらない場所で追熟させながら保存しましょう。
収穫後約7日から5日で追熟することができますので、完熟後は冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットして冷蔵庫保存する場合には、必ず種を取り除いた状態でラップをかけて保存しましょう。
種部分を残したままだと、メロンが傷みやすくなってしまいますので注意が必要です。
冷凍保存する場合にも同様に、種部分を取り除いた上でしっかりラップをして保存します。
キスミーが甘くない?まずい?追熟する方法
キスミーは収穫直後は果肉も硬く、あまさがまだ全体に行き渡っていない状態です。
そのためキスミーを美味しく食べるためには、追熟してあげる必要があります。
追熟方法は簡単で、風通しの良い直射日光の当たらない場所へ保管しておくだけです。
追熟前に冷蔵庫で保管してしまうと、追熟が進みませんので注意してください。
より早く追熟させたい場合には、キスミーをビニール袋に入れ密封し、風通しの良い直射日光に当たらない場所に保管しておきます。
メロンのエチレンガスの効果により、追熟に掛かる期間を短縮させることができます。