よつぼしいちごの糖度は？旬な時期と味や品種の特徴も紹介

よつぼしいちごの糖度や旬な時期は？特徴を交えて紹介します。

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よつぼしいちごの糖度は何度？

よつぼしいちごの糖度は何度？

一般的に、よつぼしいちごの糖度は10.4〜11.3度程度とされています。ただし、栽培環境や収穫時期によって多少変動する場合があります。

糖度の特徴

甘味が強く酸味も適度にあり、濃厚な甘酸っぱさが味わえます。
完熟したいちごなら、ヘタの部分で12.2度、先端部分で18度のものもあります。

よつぼしいちごの旬な時期

開発の背景

11月	12月	1月	2月	3月	4月	5月
収穫〜出荷まで旬な時期

よつぼしいちごの旬な時期は11月下旬頃から5月旬ごろまでです。

1月〜2月頃の特徴

この頃のよつぼしいちごは、糖度が高く甘みを強く感じられるものが多いです。また、甘さと酸味のバランスが良いことが多いです。

3月頃の特徴

すっきりとした甘みと酸味を楽しめます。

よつぼしいちごの特徴は？

よつぼしいちごの特徴
読み方	よつぼしいちご
品種名	よつぼし
品種掛け合わせ	三重母本1号×A8S4-147
糖度	10.4〜11.3度程度
時期	11月下旬頃～5月頃
1粒あたりの重さ	約15〜20ｇ
大きさや形	円錐形
味や香り	濃厚な甘酸っぱさが特徴
硬さや食感	中程度

よつぼしいちごの見た目や大きさの特徴

よつぼしいちごは1粒あたり約15〜20ｇの大きさで、円錐形。1つの房に花がたくさん咲くため、実もたくさんつきますが、その分1つの実が小さくなりがちです。

果実は、光沢のある鮮やかな赤色をしています。

「甘さ」「香り」「食感」のバランスが非常に優れた品種で、その品質の高さから特に高級な品として扱われることが多いです。

よつぼしいちごの味や香りの特徴

甘味が強く、酸味も適度にあるので濃厚な甘酸っぱさが味わえます。
豊かな香りによる、コクのある美味しさが特徴の品種です。

よつぼしいちごの硬さや食感の特徴

果肉のかたさは中程度。硬すぎず柔らかすぎず、程よい食べ応えが特徴です。
生食はもちろん、ケーキやパフェなどのスイーツにも映えるいちごです。

よつぼしいちごの産地

三重県、香川県、千葉県と九州沖縄農業研究センターが共同で開発した品種です。

滋賀県近江八幡市や宮城県山元町、愛知県みよし市の「丸進ファーム」などで栽培されています。

もういっこ（いちご）の生産量・収穫量ランキング

もういっこ（いちご）は宮城県のオリジナル品種ということもあり、宮城県のみで生産されているため市区町村別に表にまとめました。

ランキング	市区町
1	亘理町
2	山元町
3	仙台市
4	大崎市
5	名取市
6	柴田町

よつぼしいちごの由来と意味

名前の「よつぼし」は、「甘味」「酸味」「風味」がよつぼし級に「美味しい」に由来しています。

また、三重県、香川県、千葉県、九州沖縄農業研究センターの「4つの機関」が共同で開発した、期待の品種であるという意味も込められているそうです。

よつぼしいちごの歴史

よつぼしは、国内では2例目となる「種子繁殖型」のいちごです。

増殖効率がよく、さらに親株を保管する手間やコストの削減効果もあるため、よつぼしは生産者にとって魅力的な品種といえます。

この品種は特に甘さや食味の良さを追求して開発されており、糖度が高く酸味が少ないのが特徴です。

また、果実の形が美しく、果皮が鮮やかな赤色で、見た目にもこだわりが見られます。

品種登録

2017年に「よつぼし」として品種登録されました。

特徴の確立

温度や日照時間などの条件に左右されることなく花を咲かせ、実をつける 「四季成り性いちご」です。

日本で開発された高品質なイチゴの品種のひとつで、甘さとジューシーさが特徴です。見た目も美しく、消費者に人気があります。

現在の地位

現在、よつぼしいちごを専門に栽培している農家に、滋賀県近江八幡市にある「小川農園」があります。

収穫量が少なく手間がかかるため市場にはあまり流通しておらず、完熟させたよつぼしいちごを販売しています。

「よつぼしいちご」という世界的にもあまり例のない種子繁殖型の登場により、今後のさらなる普及と新品種の登場が見込まれています。

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