淡雪（いちご）の糖度を実際に検証！味や品種の特徴から旬な時期まで紹介
淡雪いちごの糖度や旬な時期は？特徴を交えて紹介します。
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淡雪（いちご）の糖度を実際に計測！
今回はスーパーで販売されていた淡雪の糖度を実際に検証してみました。
淡雪の先端部分をカットして糖度計に果汁を垂らして計測していきます。
計測の結果、11.6度という糖度を計測しました。
一般的に、いちごの糖度は10～11度程度と言われていますので、それよりもやや糖度は高めという結果になりました。
淡雪（いちご）の特徴も詳しく解説
| 淡雪いちごの特徴 | |
|---|---|
| 読み方 | あわゆき |
| 品種名 | 淡雪 |
| 品種掛け合わせ | 詳しい情報は現在ありません |
| 糖度 | 11～12度程度 |
| 時期 | 12月頃〜4月初旬頃 |
| 1粒あたりの重さ | 約20g程度 |
| 大きさや形 | 円錐形 |
| 味や香り |
酸味控えめ甘みも含め味わいは淡白。優しい香り。 |
| 硬さや食感 | やや柔らかめ |
淡雪（いちご）の見た目や大きさの特徴
淡雪の果皮の色合いですが、写真のように淡いピンク色をしています。
ミルキーベリーなどのように、他にも白いちごと言われるいちごはありますが、淡雪の場合は真っ白い色ではなくややピンクがかっているのが特徴的です。
実際に縦カットしたものと、横カットしたものを並べてみました。
果肉の色に関しても内側は一部白くなっているものの、外側の果肉は果皮の色と同様に淡いピンク色をしています。
白いちごの一種で、やや大きめの縦長の円錐形。果皮が白みがかった淡いピンク色で、果肉は中央部分が白くその周りは果皮と同じ白〜淡橙色をしています。
淡雪の1粒あたりの重さも計測してみました。
写真のように淡雪の1粒あたりの重さは20g程度となっておりました。
何個か計測してみましたが20〜23g程度とどれも20g前後というサイズ感となっておりました。
淡雪のサイズ感も定規を使って計測。
縦の長さがおおよそ4cm程度というサイズ感となっており、いちごの形状も縦長の円錐形タイプのいちごとなっています。
淡雪（いちご）の味や香りの特徴
実際に淡雪も味わってみました。
味わいとしては、水分量も多く感じ甘過ぎず、酸っぱ過ぎないとってもさっぱりめで淡白な味わいでした。
甘味、酸味も控えめ控えめです。
ただ、パックを開けてみると香りが良く香りも楽しめました。
そのまま食べるのはもちろん、白みがかった淡いピンク色のかわいらしい見た目を生かして、パフェ・ケーキ・タルトなどのスイーツにデコレーションするのもオススメです。
淡雪（いちご）の硬さや食感の特徴
やや柔らかめなタイプの品種でした。
果肉は噛んだ時にジューシーでありながらも崩れにくい特徴があります。
口の中での感覚は滑らかでありながらも、感触も感じられます。
淡雪（いちご）の旬な時期
| 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |
| 収穫〜出荷まで旬な時期 | ||||
淡雪いちごの旬な時期は12月頃〜4月初旬頃までです。
1月〜2月が旬の時期とされています。
1月〜2月頃の特徴
冬のシーズンに旬を迎えるいちごの品種で、特に1月～2月にその美味しさがピークを迎えます。
3月頃の特徴
3月頃は成熟した状態で収穫されるため、芳醇な甘みを堪能するのに最適なタイミングです。
この時期のものが、贈答用や特別な日のお祝いにもよく使われています。
淡雪いちごの産地
淡雪いちごは、鹿児島県志布志市の山下氏によって育成された個人登録の珍しい品種です。
淡雪いちごの生産量・収穫量ランキング
淡雪いちごの生産量・収穫量ランキングの都道府県を表にまとめました。
| ランキング | 都道府県 |
|---|---|
| 1 | 鹿児島県 |
| 2 | 静岡県 |
| 3 | 福岡県 |
| 4 | 栃木県 |
| 5 | 茨城県 |
| 6 | 山梨県 |
淡雪いちごの由来と意味
名前の「淡雪」は、淡い雪のような白さから名付けられたそうです。
実物の色合いは、白みがかった淡いピンク色（淡橙色）です。
淡雪いちごの歴史
開発の背景
一説によると「佐賀ほのか」の突然変異で誕生した品種といわれていて、別名「白イチゴ」とも呼ばれています。
品種の開発には、ほかのいちご品種と交配を繰り返して、甘さと香りが強いが酸味が少ない品種を目指しました。その結果、見た目にも美しい淡い色合いのいちごが誕生しました。
雪のように白い果実を作り出すことで、他のイチゴ品種と差別化を図り、高級感を出すことを目指しました。
品種登録
2013年に品種登録されました。
特徴の確立
酸味が少なく、ほのかな桜色でやさしい香りと甘みが特徴です。
淡雪いちごは他のいちごに比べて栽培が難しく手間がかかるため、生産量は限られています。
そのため高級苺として扱われることが多く、特に季節のギフトや高級デザートの材料として使用されます。
現在の地位
西日本が中心ですが、近年は、千葉県や茨城県、群馬県など関東で栽培され始めています。
淡雪いちごは特徴的な外見と味わいから注目を集めており、特にその見た目の美しさと食味のバランスが評価されています。
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