幻のりんご「高徳」箱を開けたとたんの香りがすごい・・・

今回は福島のまるせい果樹園さんのりんご「高徳」のご紹介です♪ この高徳なんですが「幻のりんご」と言われており、蜜はもちろんのこと香りが本当にすごいんです💡 そして、この高徳を作るのが、いつも元気でポジティブなまるせい果樹園のせいちゃん。

そんなまるせい果樹園さんもトドクヨでお手伝いをさせて頂いておりましたが 今季の来園数がかなり減ってしまったそうで、この時期に用意をしていたりんごやジュースの販売も予想を大きく下回る見込みになってしまいました汗

普段はこの時期いっぱいになる駐車場も閑散としています。 そんな時でもポジティブさを持ち合わせるせいちゃんより「高徳」をご紹介いたします。

 

「高徳」はとにかく香りや風味が良い

高徳は蜜もしっかり詰まっておりますが、特に特徴的なのが香りなんです! 香りはお写真だけだとなかなか伝わりませんが、来園のお客様が思わずりんごの入った袋をずーっと嗅いでしまうほどいい香りなんです!笑

せいちゃんのりんごの詳しい情報はこちら↓

まるせい果樹園の林檎は、せいちゃんのルーツ!

前回ご紹介した桃の担当は【かずちゃん&ゆう君】とご紹介しましたが、林檎はせいちゃんが担当! なんでも、せいちゃん自身が農業を始める時に林檎の勉強から始めたという経緯があったからとのことでした。

 

まるせい果樹園のはじまり自体も、もう80年以上前になりますが、林檎と梨から始まっています。 林檎は自分自身のルーツでもあり果樹園のルーツでもあり...林檎にかける思いは強いです!

 

リンゴ栽培は、職人技術があってこそできる。

お話をお伺いして強く感じたのは、リンゴ栽培の難しさ。 リンゴ栽培は実だけではなく【林檎の味は剪定で7割変わる】と言われるほど木を育てる事が大切。しかも、林檎の木は完成までに25〜30年かかるのだとか...!! そのためには職人の剪定が欠かせませんが、その剪定の作業はとても繊細。

理想のリンゴの木を育てるために、毎日…毎年…何十年。気が遠くなる時間をかけて剪定していくのだそうです。 それも、天候、木の状態、見逃してしまうような小さな変化に気づきながら。 とてもじゃないですが、普通の人には出来ない作業です。

本当に小さな芽も見逃さずに見て、実がどんな風に大きくなっていくかを想像して、剪定しながら良い枝を作っていくんですよ とにかく見逃さず、向き合い尽くして木を育てるからこそ良い実がなるんです! リンゴの木は果物栽培で一番手間がかかるけど、想像してた姿に育っていく木、そして美味しい実がなる嬉しさはひと塩です。

農家の飲み会じゃ、剪定の話になると言い合いになるくらいですから!笑

そのくらい、リンゴ栽培をする農家はとにかく剪定にこだわります。 剪定は、リンゴ作りへの誇りです

まるせい果樹園のリンゴ栽培は、せいちゃんの地道な努力、そしてそこにかける想いが詰まっているとお話を伺う中で強く感じました。 また「ここだけの話…」と奥さんのゆきえさんが、 せいちゃんは観察力が本当に凄く長けていて、しかもそれを根気よく続ける力がある。 地元の人にも毎年きちんと実をつけて凄い、と褒められてるんですよ! と、こっそり教えてくれました😊

一番近くにいるゆきえさんにも、せいちゃんの果物作りへの情熱が伝わっているのを感じました。

林檎が真っ赤に、美味しくなるまで。

林檎は、実がなってから収穫までが1番長い果物。

リンゴが真っ赤になるまで、実は少しずつ変化をしていきます。 最初真っ青な実から、少しずつ黄色みがかかり、赤くなります。その後に青さが抜けて、黄色みの差した真っ赤に成熟した林檎ができるのです。

そして、林檎は寒くならないと赤くならないため、暑い夏を越えるのはまさに一苦労…!! 木自体は暖かい方が成長しやすいものの、その反面リンゴの実に栄養が行きづらくなってしまったり、日焼けで実が駄目になってしまうこともあるのだそう…。

だからこそ、林檎の木は、根気よく一粒ひと枝と向き合い続ける必要があります。 これでもか!って位に根気よくやって、それでやっと美味しい実をならせることができるんですよ。

真っ赤なリンゴには、様々な想いと職人技、そして林檎の生命力が宿っていて。 一粒ひと粒が偶然じゃなく特別なものである、と感じました。

トドクヨ

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